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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
里緒菜の章

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地球の底で会いましょう、ごきげんよう。

10月7日


液体を、こぼしてしまって。

魔法につかうと言うから。

液体を採っていたのですが、これが。

「ココマデイレル」までなかなか、ぴったりにならない。

ぼくは、完璧主義者なんだ。

ゼロかヒャクいがいは、みとめない。

ヒャクぴったりになるまで、トライアゲイン。

トライアゲインしているうちに、まちがえておよいだり、自転車に乗ったりしたのがいけなかった。

液体がこぼれてしまって。

ああ、いけない。

床が溶けてしまうよ。

これからはここを通るたびに、地球の底に落ちないよう気をつけなくちゃいけないじゃないか。

だいたい、これではヒャクになりません。

ハチジュウキュウくらいですよ。

いいや、しらない。


液体の次は、呪文です。

あなたは、うごきますか。

はい。

うごきが人よりはやい。

はい。

好きなたべもの。

ほっけ。

寿司ですか。

いいえ。

めんどうくさいな。

魔法はたいへんです。


ぼくが呪文をしているあいだに、溶けた床にはどんどん雨がたまって。

これはちょうどいい。

重曹でもいれてやれば、ふさがるぞ。

さすがのぼくでも地球の底に落ちては、たまらないからね。

やっぱり魔法より、科学がべんりです。

むこうでは液体がジュウイチたりなかったせいで爆発したようですが、しらない。

失敗作は処分する。

ぼくは、完璧主義者なんだ。




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