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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
とりかブリの章

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第466回 士のつく職業

11月21日


あめはやんだようですな。

よくはれて。

蒼天に北斗。

栢天に織音。

ほしがよくみえます。

ほしがよくみえますので。

ことのほか、ようござる。

なんだか、武士になってしまいます。


武士の向かいにまたたく明星。

ぬう。

争乱のきざし。

いないな、それはちがいます。

あんなにまぶしいほしの、あるものですかい。

あれはビルか、ヘリコプターです。

うごかないからビルでしょう。

武士に博士がかいせつします。


とおく、おおきなほしより。

ちかく、ちいさなビルのあかり。

まぶしくおおきくみえます。

博士のはげたあたまも。

まぶしくおおきくみえます。

人間の業とは因果なものディス。

まぶしいほしにみちびかれ。

伝説の戦士がやってきました。

まぶしいほしにみちびかれてきました。

伝説の戦士はいいます。


あれはビルでしょう。

博士がいいます。

ぶれいものめ。

武士がいいます。

伝説の戦士は武士に斬られてしまいました。

ほしにみちびかれた伝説の戦士が。

武士に斬られたこの世界は。

武士と博士じゃまもれまい。


ほしにみちびかれた伝説の戦士のみなさん。

この世界にこられたさいには。

ほしとビルをまちがえないよう。

どうぞ、お気をつけになって。

武士にぶれいをはたらかないよう。

どうか、お気をつけになって。

ぼくたちの世界を。

せまりくる魔の手からすくってくだちい。

まこと。

人間の業とは因果なものディエス。


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