第334回 字いアーマー
7月15日
よのなかには、字があふれています。
いえね。
あちく、なるというので。
どのくらい。
あちく、なるものか。
ためしによのなかへ、出てみたのディスが。
いえね。
なんでも1度は、ためしてみる。
アメリカ人は、体験主義者なもので。
しかしながら。
予想いじょうによのなかは、あちくて。
燃える風。
じりじりはだを、焦がす気温。
くたばっち、しまいます。
こりはいけぬい。
はやくかえって、クーラーをあびないと。
生命かつどうが、あびない。
撤退。
総員、撤退をようせいします。
しかしながら。
そうはいかのきんたま。
たこがひっぱる。
よのなかには字が、あふれていて。
なかなかぼくを、かえしてくれぬい。
リメンバーミー。
高橋。
公認着付け師のいる美容室。
チカンにちゅうい。
つぎつぎあたまに、舞いこむ情報。
庶民のみなさんならへいきでしょうが。
インテリゲンチ階級のぼくは。
つぎつぎきょうみを、ひかれちしまう。
リメンバーミーは、えいご。
アメリカ人への、きづかいありがたい。
高橋。
高橋だれだこのやろう。
高橋めゆるさない。
公認着付け師がいたって。
かんじんの店がないじゃないか。
よし。
チカンにちゅういするぞ。
じりじりと、焦げるからだ。
字り字りと、焦げる脳ずい。
情報の処理をおいつかせるためブレインが、超高速で回転し。
熱を発する、悪じゅんかん。
ぼくはすっかり、やられてしまった。
ようやく、ヘヤにもどったぼくは。
クーラーをピー。
バッタリ。
たおれて脳を、やすめます。
からだもあちこち、焦げていますが。
脳のクールダウンが、せんけつ。
高橋。
高橋のことは、しばらくいいです。
このさい水に、ながします。
よのなかには字が、あふれていて。
きけん。
ソウデンジャー。
みなさん。
おでかけのさいには、色めがねをおわすれなく。
夏の日射しと、字をふせぐ。




