第3313回 毛穴バキューム
9月8日
けあなバキュームだな。
たぬきの徳が、俺に言う。
なんだいそれはと俺は言う。
ふふん。
たぬきの徳は鼻で笑うが。
Tシャッツなぞ着くさりよって。
たぬきのくせに。
しかしティ徳がそう言うのなら。
キット、けあなバキュームだろう。
けあなバキュームなんだろう。
それがナンだか俺にはわからん。
けあなバキュームさっぱりシラン。
しかしティふふん。
徳の野郎が笑っているのがムカツクものディ。
なんだ、そんなものもしらんのか。
カナダの喧嘩は遅れてやがるな。
徳がふふんとわらうので。
俺はけあなバキュームが。
ナンだか考えてみることにする。
けあなバキュームかんがえる。
そういえば。
なんだか背後にごついロボ。
しかくいロボが鎮座しティゐる。
こいつがキットけあなバキューム。
こいつがおそらくけあなバキューム。
さういふことディ間違いあるまい。
キット間違いありますまい。
ああ。
けあなバキュームだな。
俺はけあなバキュームが。
なにかわかった体で応える。
徳の野郎の笑いに応える。
けあなバキュームだな。
徳の野郎もわかった体で。
俺の言葉にさように応える。
けあなバキュームだなと言う。
こちらのロボがなんの機械で。
なんの役に、立つものなのか。
俺にはわからんサッパリワカラン。
しかしティこいつがけあなバキューム。
けあなバキュームだということは。
俺も徳も、理解しティいる。
それはお互いわかっティる。
しかしティけあなバキュームが。
いったいそれがなんディあるのか。
それは俺にはわからないのだ。
キット徳にもわからねいのだ。




