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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
セプテンバーの章

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インド式リスクマネジメント

9月16日


なにやら雨が、降るさうなので。

傘を持って出掛けます。

今日は電車だから、濡れないけど。

一応です。

リスクマネジメントというやつだ。

なくなったらこまるので、なにかしるしをつけておきたいな。

おお、なにやらシールが貼ってある。

シールに、赤いマジックでマルをつけます。

シールには字がかいてある。

「大きい。」

うん、ぼくはおおきいぞ。

「65cm。」

ちょっ、そんなにはおおきくない。


みなさん、あまり傘を持っていないでぢね。

ほら、あそこのおじさんも。

リスクマネジメントじゃない。

足元のアタッシュケースで雨を防ぐのかな。

きっと、プラズマが入っているんだ。

機関の人だろうな、あれは。


おじさんがなくなったらこまるので、ぼくはおじさんにしるしをつけておきます。

おでこに、赤いマジックで、マル。

おじさんは、インドの聖者になってしまった。

徳が高い。

聖者がヨガをはじめたので、ぼくはもう電車に乗ってしまうけど。

機関の人は、はやく迎えにきてあげてほしいな。


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