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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
きんじろうの章
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第286回 たたかえラーメンメン

5月28日


柵からぬぅと、とびでたハンドル。

なんでしょう。

にぎって、ほしいのですか。

にぎって、みます。

えい。

バルバルバルルルル。

ひゃあ。

エンジンがかかって。

いってしまいました。

とびでているからって。

やたらと、にぎるものではないな。


世の中には。

そうやって、やたらにさわらないほうがよいものが。

たくさん、あります。

ほら、あそこにも。

カンバンが。

くしゃくしゃにまるまって、おちている。

なんのカンバンでしょう。



の前で、おれていて。

なに中なのか、わかりません。

こうじ中。

アル中。

ピカ中。

うーん。

気になります。

おめー、なに中だよ。

ひらげて、みたいのですが。

なにしろ。

なに中なのかよく、わかりません。

やたらにさわらないほうがいい。


カンバンをすぎると、ネコさんがアチョーと跳び、じじいがくるくうる回る。

たたかっています。

これは。



国4000年の歴史。

イー・アル・カン・フー。

アチョー。

きけんです。


ぼくはマー・ボウ・ドー・フーとなかまのふりをして。

きけんを、回避。

足早に通りすぎます。

ぼくらはみんな、ラーメンメン。

がんばれたたかえ、ラーメンメン。


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