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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
蜃気楼の章

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第2910回 夏草や しおれバナナの穂が垂れる

8月3日


くらいめがぬをかきちいる。

やつらはマフィアだわりいマフィアだ。

コンビニエンスの駐しゃの場に。

クルマをとみティおりティくる。

くらいめがぬをかきたしゅうだん。

わりいマフィアのファミリーだ。

マフィアとか。

そらおそろしイナ、おっかねいダナ。

きよはらきよはらかかわらねいよう。

コンビニいきますパンをかいます。

200えんですおたかいな。


コンビニいっち、パンかっち。

200えんですおたかいなしち。

しちきたかえりにジョワジがしんディる。

コンビニエンスの駐しゃの場から。

どうるにでティも、まだてんてんと。

ジョワジのしがいがつづいティる。

ありだ、マフィアとたたかったんだ。

マフィアとジョワジが抗そうしたんだ。

マフィアとジョワジがたたかっティ。

まけたジョワジがしんぢいるんだ。

ここらわたりはカナダのいなか。

カナダのいなかのハケンをかきた。

マフィアジョワジのあらそいはつづく。

やめてぼくのためにあらそわないで。

むしろ。

やみティぼくぬたみにあらそわねいディ。

ぼくのねがいはとどかない。

カナダのなつはまだあちく。

ぎごのひざしが肌をやく。


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