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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
きんじろうの章
295/3030

第279回 この指パワー、ふとっちょパワー

5月21日


中ゆびのかわが、ぴろりとめくれて。

気になるので、ひっぱってみると。

ピロティ、ピロティ。

はがれてしまいます。

いたくはないです。

中ゆびは、へびなので。

ときおり。

こうやって、脱皮する。

ちなみに人指しゆびは、ハビ。

ハビは宇宙のいきものなので。

地球ではその真価を発揮できません。

人指しゆびは、安心だな。


ぼくはへびで、ハンドルをにぎりますが。

へびはにょろにょろ、ぐーねぐね。

いまひとつ。

使い勝手がわるい。

さきほどから、呼吸にあわせて。

シュー、ピルルルる。

シュー、ピルルルる。

舌をだしたり、のばしてばかり。

これでは。

ハビのほうが、まだましです。


がァがァ、からすうるさい。

ぼくのへびは、にゅうとのびて。

からすをぱくり。

いや、かえる。

かえるがからすにまじって。

とんで、いたのディス。

へびはそういうの、みのがさない。

かえるをつぎつぎ、とらえます。

ハビが、へびのつかまえた。

かえるをぱしり。

はたきおとして救出します。

そんなにかえるを、つかまえてもこまる。

たまにはハビも、役にたちます。


がァがァ、からすうるさい。

いや、かえる。

ではないのか。

へびが、反応しません。

今度はなにさ。

薬ゆびのバビが、ビームをバビー。

からすのまねをしているガチョウを。

黒こげにして、しまいます。

バビは、容赦ないな。

ガチョウがかわいそうだ。

ぼくはバビがビームをださないよう、薬ゆびに。

ルビーの指輪をしましたよ。


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