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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
きんじろうの章
286/3032

第271回 人生とは川の流れがごとく

5月13日


ボンジス川を流れていく、自転車の群れ。

ふるくから。

このわたりでは、自転車がよく生息しています。

ネコさんはいない。

人びとはボンジスの流れに身をきよめ。

自転車はボンジスをどんぶらくだっていく。

おたがいに、関係なく。

きにせずに、ボンジスのなか。

共存しています。

こんなクレージーな光景にも、調和を感じるのはなぜでしょう。

ふるくから。

ボンジスの人びとはこうして、生活してきました。


おなかのすいたぼくは。

ボンジスの、コンビニに向かいます。

やすいよ、パンもやすいよ。

やすいよ、パンもやすいよ。

やすいよ、パンもやすいよ。

しきりにババアが、いっていますが。

パンのほかには。

いったいなにが、やすいのだらう。

ホンかな。

ホンは、たべられないしな。

あと、パンはやすくない。

ボンジスの人は、しょうばい上手です。


すきっ腹にホンをかかえて。

ぼくは、いえじにつきます。

うえじに。

死にません。

家には、モチがあるしな。

ボンジスの流れを、逆にのぼる。

流れていく、自転車の群れ。

このホンによると。

自転車は、危険せいぶつ。

針があって、さされる危険度3エリコ。

ひゃあ。

ホンをよまなきゃ、しらなかった。

ホンは、ためになるな。

ネコさんは、きょうはいないな。






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