第2770回 雨に梅 鬼の腕の振く泪
3月16日
めのまいぱたぱたあみのつぶ。
あみのあみつぶ、あみのたま。
ぱたりぱたりとおちちつびれる。
じぬんにおちち、つびれティく。
こりだきおおきいあみのつぶ。
あみのたまだとぼくディもみえる。
ぼくのめだまもあみだまおええる。
ぱたぱたおちちくあみつぶあみだま。
ひとちひとちがめにみえティ。
すごくめがよくなったキブンだ。
めがよいといえべボクサーだ。
ボクサーになったキブンディす。
ぼくさあ、ボクサーなんだきど。
やい、おれはボクサーだぞ、やい。
めがよくなったキブンのぼくは。
なんだかつよくなったきがしち。
かたをいからしありいちいきます。
すこしいばっティありきます。
ぱたぱたおちるあみつぶ。
じぬんにつびれるあみのたま。
フとみティみるとピンクになっティる。
つびれティピンクにかわっちる。
わいはあ、うえになにかいる。
おにとかさういふ、つよいのがいる。
そいつがあみつぶたたきおとしち。
ピンクのしたいにかえちいるんだ。
むざんなすがたにかえちいるんだ。
いばっティいらりるばやいじゃねい。
ぼくもたたき、つぷさりぬやう。
ピンクのしたいにならぬやう。
ちょうしにのっティすいません。
きよはら、きよはらぼくはにげるだ。
あみつぶのなかをありいティかえるだ。




