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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
金剛石の章
264/3036

第251回 買いてぇ弐萬海里

4月23日


もったりとした水のなかを。

ボクの自転車はすすみます。

なんだって。

外はこんなに水ばかりに、なっている。

のでしょうか。

きのうと、おとといは。

だいぶん、あつかったから。

南極の氷が、一気にとけてしまった。

のでしょうか。

水のなかは、少々さむい。

氷のとけた、気化熱で。

地球の温度が、さがっている。

のでしょうか。

きょうは朝から、科学的です。

おはようございます、エンゲル係数ですね。


こんなことなら。

スクリューを、つけておくのだった。

地球がここまで、水にうまっては。

ホバーだけでは、どうにもならない。

スクリュー。

インターネットで、まだ買えるだろうか。

売りきれでしょうね、あきらめます。

後悔役にたたず。


しかし。

この水のうえは、どうなっている。

のでしょうか。

空があるのか、はたまた。

(チョク)で宇宙がある。

のでしょうか。

地球をグルリと、水がつつんで。

ひとまわり、おおきくなった。

いつか、時間のあるときに。

浮上して、みてみます。


バラストタンク。

あと、ソナー。

光子魚雷。

インターネットで、まだ買えるだろうか。

売りきれでしょうね、あきらめます。

人生には、あきらめがかんじんです。


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