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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
金剛石の章
263/3031

第250回 渡り象

4月22日


日本の各所で、ゾウコンニャクの花が咲き。

くさいくさい。

めでたいめでたい。

めでたいに、かんぱい。

日本のみなさんは、お花見にでかけます。

日本では、ゾウコンニャクの花が咲くと。

くさいくさい。

めでたいめでたい。

めでたいに、かんぱい。

お酒をのんで、よろこぶ。

習慣があります。


ゾウコンニャクの旬は、2週間ほど。

2週間がすぎると、北上してきたインドゾウが。

沖縄から順に、ゾウコンニャクを。

踏みつぶして、あるいていきます。

インドゾウが、踏みつぶすことで。

ゾウコンニャクの実がわれて。

インドゾウの足に、ゾウコンニャクの種がつく。

インドゾウはインドからロシアまで。

歩いていくので。

日本中にゾウコンニャクの種が蒔かれる。

と、いうわけです。

インドゾウはインドから歩いてきて。

足がつかれているので。

ゾウコンニャクを踏みつぶすと、気持ちがいい。

どちらにも、得がある。

ムツカシイ言葉で表現すると、共利共生。

と、いうやつです。

インドゾウは4月の季語です。


華麗に咲いて、潔く散る。

ハラキリ。

ウチクビ。

日本人の感性に、響くものがあるのか。

ゾウコンニャクの花は、日本で人気があります。

日本の国花にもなっています。

ぼくは地蔵販売機に、100円玉をいれながら。

ああ。

カナダの国花はサクラでよかったなあと。

しみじみと、思うのでした。

缶コーヒー、ポチ。

ピーガタン、アリガトウゴザイマス。

これはこれはごていねいにどうも。

サンキュウベリーモモンガ。

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