表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トゼンサウ  作者: ナルサワパン
金剛石の章
245/3032

第232回 トップヘビー

4月4日


2階に、じどうしゃ。

あんなおおきなじどうしゃが。

2階に、あるなんて。

あびないな。

重いものは、うえにおいたら。

じしんなどのときに。

おちてきて、あびない。

重いものは1階に、おくべきです。

1階が、あいているのだから。

なぜじどうしゃ、2階にのぼりたがるとですか。


これがネコさんなら。

じしんがきても、スタッと。

着地できますが。

じどうしゃでは、そうもいかない。

重いから、そうもいかない。

なぜじどうしゃ、2階にのぼりたがるとですか。

ネコさんなら、2階にのぼりたがっても。

あびなくない。。

じしんがきても、スタッと。

着地できますが。

じどうしゃでは、そうもいかない。

ニシンでもきたら。

つぶれて、ひどいことになる。

あびない。

重いものは1階に、おくべきです。


我々人間も、そう。

人間はいつも、いちばん重いあたまを。

いちばん上にして、重い重いといいながら。

あるいておりますが。

腰をいためる。

肩がこる。

まちがっています。

本当はさかだちが、ただしい。

重いものは1階に、おくべきです。


ただしい世界では、みんな。

あたまを軸に、さかだちをして。

ぐりぐりまわりながら、あるいております。

いつか訪れる、ただしい世界にそなえて。

ぼくはクビを、きたえるよ。

きょうからクビを、きたえるよ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ