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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
疾風!!小田原陣の章
239/3030

第227回 この鯵が イイネ!(・∀・)ときみがゆったから どすこい、どすこい、ハラダ危険日

3月30日


ふくろがぷぅと、かぜをはらんで。

じぬんをフコー、はっていきます。

むう。

すこし、かぜが出てきた。

ふくろはかぜがないと。

ペッチャンコで、よわいですが。

かぜが出てくると、ふくらんで。

ムゴーと、つよくなります。

あぶないな。

すでにぼくよりおおきい。

ふくろにやられないように、気をつけないと。

かぜの日は、きけんがいっぱいです。


かぜに注意しながら、最大限に徐行して。

すすみますが。

やあ、ペンギンがぜんぶ、たおれている。

むう。

すこし、かぜが出てきた。

まあペンギンはザコだから。

しかたない。

ほら、あっちの黄色い棒なんて。

3人ならんで。

ななめになって。

たおれないよう、がんばっている。

さすがは、黄色い棒だ。

ペンギンみたいなザコとはちがいます。


黄色い棒が、3人ならんで。

たおれないよう、がんばっているので。

ぼくもいっしょにならんで、がんばりたくなります。

どすこい、どすこい

つい、いっしょにならんで。

どすこい、どすこい、がんばりたくなります。

あぶない、あぶない。

どすこいなんてがんばったら。

足が、とれちまいますよ。

がんばらないよう気をつけないと。

かぜの日は、きけんがいっぱいです。


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