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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
疾風!!小田原陣の章
224/3034

第212回 あくまでクシャミの音であり、他意はない。

3月15日


じぬんにきらきら、銀のつぶつぶ。

天の川。

星の海。

なんて、ロマンツックではなく。

天と星は、そらだし。

じぬんなので。

川でもなければ、海でもない。

銀のつぶつぶは。

たらこですか。

それとも。

いりこですか。

やあ、大漁。

なのですか。

みちの端に、ミドリの網。

やっぱり。

やあ、大漁。

なのですか。

そんなにおおきな、クルマをとめて。

さては、わるい漁師。

ひとりじめするきです。

そんなクルマは、きいろい帽子で。

でられなく、してやります。

ざまをみろ。


じぬんにきらきら、銀のつぶつぶ。

はてしなく、ひらがります。

むかし、地球はぜんぶが海で。

水がなくなって、じぬんになりました。

なので。

じぬんには、たらこや。

いりこや。

海のいきものが、ねりこまれていて。

人間やクルマや、トラックがとおると。

がりがりけずられ、かぜに舞います。

春はとくに、かぜがつよくて。

じぬんのうえから空気のなかへ。

すってしまう。

人間は、海のものではないから。

たらこやいりこは、からだに有害。

脳がたらこや、いりこ。

排除しなさい。

めいれいします。


からだから。

たらこはきだせ、いりこはきだせ。

たらこはきだせ、いりこはきだせ。

ファックしよーい。

ファックしよい。

ええい。

畜生めーい。


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