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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
疾風!!小田原陣の章
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第209回 好きと言うかわりに

3月12日


道路にながくのびた、しっぽ。

やあ。

そんなにしっぽを、のばしていては。

ひかれてしまいますよ。

ぼくくらい達人になると。

気がついて、よけますが。

せけん一般の、タクシーのみなさんは。

しっぽにはホント、無関心です。

タクシーには、しっぽがないものだから。

へいきでひいて、しまいます。

ひかれないか、しんぱいです。


しっぽはふわふわ、ふさふさで。

よいものですが。

あれはあれ、なかなかどうして。

たいせつなものでして。

なくなると、しぬ。

タクシーには、しっぽはありませんが。

むかし、しっぽのはえていた。

尾てい骨のあたりが、急所。

柔術のわざには、尾てい骨を。

ねらうものが、おおくあります。

一撃で絶命する。

とてもとても、キケンなわざです。

柔道には、ない技術です。

柔術が、柔道になって。

あいての命をうばわなくても、よくなったので。

必要がなくなりました。

そういう方向の進化です。


よいですか、タクシーのみなさん。

くらい道ではしっぽに気をつけましょう。

ひかないように気をつけましょう。

しっぽはとても、たいせつなものです。

ひかれたら、しぬ。

ばけられなくなる。

タクシーを運転するときは柔術ではなく、柔道をこころがけましょう。

今週もどうぞ、ご安全に。


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