第2123回 ザクラマンの預言書 ~ 一章第14節より ~
6月7日
おいしげりたる木のはっぱ。
ミンナディこちらにあたまをさぎティ。
オハヨゴザイマス・オハヤイディスネ。
日本のことばディあいさつしもす。
ごていねいにいたみいる。
イタミール。
ぼくはイタリアじんのまねしティ。
イタミールとかいっティみるだが。
あさはおはようございます。
おはようございます、おはやいですね。
そのあいさつがカナダのきまり。
きまりをやびると反逆罪ディ。
つかまりやべえことになるのディ。
ぼくもふつうにおはようございます。
おはやいですねとこえをかきます。
カナダのきまりをまもりもす。
おはようだなんティ日本のことばを。
はなすこの木はサクラかしらん
ことによったらサクラかしらん。
日本といえべ、サクラの木だべ。
知っていますよ詳しいんだ。
むかし農学部でならいました。
こいつがサクラの木だとしますと。
はるにはサクラが豪華けんらん。
ピンクのじゅうたん満開に。
さいちよったるハズディすが。
ここらディサクラがさいちよったか。
いささかぼくはじしんがねい。
そうだったカナァとくびをひねれど。
おもいだしたるハズもなし。
あさきゆめみじゑひもせず。
ぼくは和風ディかんがいもす。
しばらく日本ディかんがいもす。
サクラの木々は、いつもはこうしティ。
謙虚にみなにあたまをさぎティ。
オハヨゴザイマス・オハヤイディスネ。
なぞとあいさつたりティおるだき。
はるらんまんの、サクラのきせつの。
やつらのとくいのきせつのくるまディ。
めだたねいふりなさっティる。
はでディねいふりなさっティる。
そしてらいぬんサクラのきせつが。
はるにきせつがやっティきたとき。
満開にさいたサクラのまいディ。
じじいやペンギン、パトリなんかが。
わいはあ、ここらにサクラがあったか。
コンナとこるにサクラがあったか。
ビックリぎょうてぶったまぎ。
みごとにひっくりかえるディあらふ。
そしティあたまをうつだらふ。




