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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
疾風!!小田原陣の章
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第201回 インデペンデンスディ

3月4日


ティーも、あるのディスが。

あえてのカッフィーにします。

カナダの朝は、カッフィーがないとはじまりません。

ティーなぞ、軟弱なイギリス人にでものませておきなさい。

海に捨てろ。

いや、海はいけない。

海水がティーになる。

魚が死ぬ。

バカなことを言ってないで、お湯をわかします。


脳の中にカッフィーが不足しているぼくは。

なんだかボンワリとして、やる気がおきません。

せかいをほろぼしたり。

せかいがほろびるまで、ねていたり。

したくなって、しまいます。

しかしながら。

お湯をわかすことによって、当面の目的ができました。

これできょうも、せかいはほろぼされずにすみます。

人類はもっと、カッフィーに日々感謝をするべきだ。

ありがてぇ、ありがてぇとカッフィーをいただきます。

むぅ。

やすいミルクをいれたせいか、いまいちである。

いまいち、やる気がなくなりました。

せかいをほろぼすのは、やめにします。


こうしてせかいは日々、わりとギリギリのところでほろぼされずにすんでいます。

ほんの、ちょっと。

ささいなことでくずれていく、絶微妙なバランス。

醤油がたおれたら、気をつけろ。

ムカついて。

せかいをほろぼすかもしれない。




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