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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
ヒロスエの章
198/3030

第189回 グレートバリアフーリ

2月20日


けさ、気がついたんですが。

玄関に、かさ。

ホネの、おれたかさ。

たしか、そう。

この前、雨のひにひらいて。

ひらいてみたら、ひらかなくて。

へいやとひらいてみたら、おれた。

ホネが、突きでているから。

かいほうせい、こっせつです。

かいほうせい、したまま。

コンビニにいって。

玄関において。

ああ。

ずっと、そのままです。

ずっと、晴れていたからね。

なんだか玄関がせまいなあと、思っていたのディスが。

通るたびにつっかえて。

バリアフリーがなってませんなあと、思っていたのディスが。

原因がわかりました。

こやつです。

老人に、やさしくない。

かさは若者ディスか。


ホネのおれたかさは、どうすればいいのだろう。

もえるゴミとか、のえるゴミとか。

そういうことではなく。

こんご、こびとさんのオウチの屋根として、第2の人生をあゆむとか。

ライフル銃になるとか。

そういう、建設的な意味で、これからの人生をどうすればいいのだろう。

むしろ、どうすれべいいのだらう。

まだ、若いのに。

世の中は、かいほうせいにやさしくない。

バリアフリーがなってませんなあ。

ホネのおれたかさは、とりあえず。

バリアフリーのなっていない玄関できょうも、バリアです。

透明だしな。

うむ。

バリアはいいな、SFだ。

しってますか、バリア。

基地などにロボットがせめてきたとき。

光線を、ふせぐ。

すごいぞ、バリア。

これならいつロボットがせめてきても安心です。


玄関のそとは、バリアフリーな社会。

バリアがないので。

ロボットがきたら、おしまいです。

きけんがいっぱいです。

ほら、あそこにも!

前をみていないくろい自動車が、つっこんできましたよ。

あなたはこの危険を、予想できましたか。


ギャバンバーリア。

ぼくはバリアで、くろい自動車をはねかえします。

バリアをなめるな。

やさしさだけでは、だれもすくえないのディエス。

とどめだ、光線。

バリア。

ぎゃあ。


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