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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
ヒロスエの章
197/3030

第188回 あれは誰だ?「デビルマンディ。」江戸っ子だな。

2月19日


かみがぺったり、おりていて。

イマくない。

へんな姿勢でまるまっていたのが、まじかった。

イマくないので、お湯でとかして。

ふわふわに、もどします。

さあ、これでよい。

ふわふわで、きもちよくなったところで。

まるまります。

もとい。

まるまっては、おられない。

きょうは、月の日だから。

いかなくては、いけません。

しかたない、いきますよ。


月面の風は、ひどくさむくて。

かみはあっというまに、バリバリに。

デビルなことになります。

うむ、イマいな。

月面は流行の、最先端。

ほら、ごらんなさい。

石や、すなや、ロケットや。

そういったイマいものが、落ちています。

む。

あれはなにか。

角笛。

角笛は、さすがにいただけない。

デビルな楽器です。

ぼくはもちろん、ふきません。


誰かが角笛をふいたせいで。

自転車ではしる世界は、なんだかデビル。

デビルなことになっています。

まっくろな空。

デビルな音楽、もいもい。

よろしくない。

いそいで、いかないと。

いそぎ自転車をこぐ、むこうから。

ゆっくり、もどってくるのは、おや。

かみがぺったり、おりていて。

つかれた顔。

むかしのぼくでは、ねいですか。

そっちにもどったら、デビルな角笛が。

つかれたぼくは、思考がデビルで。

きっと角笛を、ふいてしまう。


角笛のおと、デビルな音楽。

ぼくのもどったあっちから。

きこえてきます、もいもい。

さて、インドにつきましたが。

いそぎすぎて、つかれました。

かえりはゆっくり、もどるとします。

デビルな世界の無限のループ。

今日からまた、しばらくつづく。


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