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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
ヒロスエの章
196/3028

第187回 イチローが言っていたことにする。

2月18日


あおい空、しろい雲。

もそもそ、ぼこぼこが。

びろー、と、ひらがっています。

やあ。

きょうの空は、サカナですか。

もそもそ、ぼこぼこは、うろこ。

いいえ。

ありは、ジャミラです。

きりぎりすは、モゲラ。

もとい。

あれは、モチです。

異論はおありでしょうが。

ぼくには、わかる。

先週、かったはずなのになくなっていた、モチ。

じょうはつして。

雲になっていやがった。

じょうはつすると、雲になる。

しってます、科学でならいました。

だいこんおろし。

言ってみただけ。


モチをとらえたぼくは、さっそくかえって、モチにします。

きょうは、ただでさえ。

センタクをしたり、カミをかいたり。

やりたくないのを、やらねばならない。

モチでもやらなきゃ、やってられねえのディス。

お医者様が、モチはもうやめろという。

しかし、お医者様はセンタクをしたり。

カミをかいたりは、してくれねえーぞ。


だいたいぼくは、カミをかくのが、にがて。

にがてというか、きらい。

文字をかくのは、とくい。

書道は三段、英検は二段。

カステラは、1番です。

でも、カミをかくときは。

じゅうしょ、しめい、デンワバンゴー。

かぞく構成、弱点、必殺技の有無。

こんなの、かいてもちっとも、たのしくない。

もっと、こう。

「超えられる限界は、まだそれが限界でなかっただけ。」

みたいな。

かいていてたのしいことを、かきたいものディス。

ぼくのもっともそんけいする。

メジャーリーガーの、ことばなのディス。

こんなとき。

あの人なら、どうするのだらう。

行政書士を雇う。

うん。

現実的なことをかんがえるのはやめます。


さて。

かきたくないけど、カミ、かきますよ。

じゅうしょ。

カナダ。

しめい。

悪をたおす。

デンワバンゴー。

ひこうかい。

はあ。

つまらん。

こんなのを、まだまだ何枚も。

1枚じゃ、だめなんでしょう、か。

ぜんぶ同じでなきゃ、だめなんでしょう、か。

二枚めは、じゅうしょがドイツとか。

そっちのほうが、おもしろいのに。

えらいひとのかんがえることは、よくわかりません。

カミをかくの、にがてです。


気分てんかんに、センタクでもします。

センタクはいいな、きれいになる。

まだ、こちらのほうが、おもしろい。

1度きりのじんせいならば、おもしろいほうをえらんだほうが。

かしこいセンタクと、いうものです。

ぼくはセンタクキに、カミをぶちこんで。

まっしろに、おとしてやったよ。




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