第180回 1732年、バームクーの変。「いなせに変えるバームクー」と覚えましょう。ここテストに出るよー。
2月11日
このところ、ドイツごでばかり、かんがえていたもので。
シャウエッセン。
シュバルツバルト。
クロニーハイ。
世の中がなんだか、ドイツじみてきています。
けさも、エサエサと食糧のコンテナをあさっていたら。
うむ、バームクーヘン。
バームクーヘンいただきました。
ドイツじんの朝は、バームクーヘンではじまる。
うむ、バームクーヘンいただきますよ。
さて、バームクーヘンいただくわけですが。
このシャットのしかたで、ぼくのセンスが窺われるというもの。
いや。
シャットは、フランスりょうり。
朝食まえはどうも、血圧があがらなくて。
ボンワリして、いくない。
もとい。
ボンワリして、よくない。
ドイツごでは、シャルト?
シュルト。
カッツゥ。
もう、カットでよしとします。
ドイツじんは合理的なんです。
さて、バームクーヘンカットするわけなんですが。
この丸太。
どうしてくれよう。
タテにわるのは、問題GUY。
せっかくの穴をわってしまうなぞ、無粋のきわみです。
いかにもアメリカじんのかんがえそうなことだ。
アメリカじんは、バカです。
では、ヨコ。
おお、なんと。
シャットしやすいように、しるしがついている。
これでいきませう。
いや。
シャットは、フランスりょうり。
シャルト。
シュルト?
シュート。
めんどい。
カットで、よしとします。
江戸っ子は気がみじけぇのディス。
しるしのとおり、4ツに。
ヨコにきりました、丸太。
4ツキレイに、ならんだワッカ。
オリンピック、は、5ツ。
だからこれは、オリンピックじゃない。
1ツたべます、3ツ。
死から産への、命の輪廻。
朝食のしろい皿の上。
ひらがる宇宙の真理、クロニーハイ。
宇宙に感謝しながら、ぼくは食後のカッフィーを口にします。
いや。
カッフィーは、えいご。
ドイツごでは、エスプレッソ。
む、エスプレッソは、イタリヤごか。
同盟国側だな。
しかし、かまいません。
ブレンドコーヒーですから。
さて。
ドイツじんの朝は、バームクーヘンではじまったわけですが。
これから、どうしたものだろう。
むしろ。
これから、だうしたものだらう。
朝食のこうかで血圧があがるまで、もうしばらく。
ボンワリしたあたまで、かんがえます。
とりあえず、朝食のかたづけ。
む。
おもったより、散れている。
やっぱり、のこぎりでシャットしたのが、まじかった。
ぼくは食卓に散れたバームクー片を。
コロコロするやつで、キレイにしましたよ。