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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
新巻鮭の章
174/3033

第166回 エビでタイキック

1月28日


エビ。

エビッ!エビッ!エビッ!

あさおきると、あたまのなかが、エビになっていて。

エビッ!エビッ!としか、考えられないナウ。

腰がいたい。

エビッ!エビッ!エビッ!

エビの動きで、なおそうとしますが。

エビの動きで、なおるわけもなく。

エビ。

エビッ!エビッ!エビッ!

腰がいたくて、おきられないぼくは。

あたまの中で、エビッエビッうごきながら。

エビエビ町に、流れていくつもりになります。


やあみなさん。

エビです。

おはようございます、お早いですね。

こうしてやる。

エビでもくらえ。

エビッ!エビッ!エビッ!

ぼくは腰がいたくて。

くやしいので。

エビの動きで、道ゆくみんなをはりたおします。

これからは、エビの時代だぞ。

みなさん、エビになりなさい。

エビ。

エビッ!エビッ!エビッ!


さて。

腰がいたくて、おきられないぼくは。

いつまでもエビの動きをエビッエビッ繰り返していても、いた、しかたないので。

おきますよ。

おはようございます、お早いですね。

下げたあたまが、またエビの姿勢。

ああ。

世間がぼくに、エビであることを求めている。

みなさんごめんなチい。

はりたおしたりて、ごめんなチい。

エビはエビであるまま、エビであることを謝罪します。

そろそろ、腰をのばしたい。

いたくなってきましたぞ。

なかなか、どうして。

エビをやるのも、つらいものディエス。


謝罪会見がおわったので。

もう、世間体を気にするひつようは、ありません。

なにが、エビか。

このやろう。

ぼくはタイの人にたのんで。

腰をよく、のばしてもらいましたよ。

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