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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
新巻鮭の章
162/3029

第154回 ゲィリー・オールドマン2 ~暁の日印友好条約~

1月16日


かわきます。

さくばんは、カレーうどんなぞ。

のんでいたもので。

かわくので、朝から何度も水をのみます。

カレーは、インド。

うどんは、日本。

おなかのなかで、カレーとうどんがまざりあい。

今のぼくは、インドと日本のハイブリッ()

ウデをのばして炎を吐きつつ。

ドスコイドスコイ、ハッキヨイ。

む、これちょっと。

強すぎるんじゃないでしょう、か。

無敵と書いて、むかうところ、敵無し。

ぼくの心はまだ見ぬ強敵を求め。

かわきます。


かわくので。

朝から何度も、水をのみます。

カレーとうどんでいっぱいのおなかに、水が足されたものだから。

急に、おなかが。

ヘビートラブル。

ヘビートラブルでござる。

吉良殿!吉良殿!

殿中でござる、殿中でござる吉良殿。

吉良殿ォーッ!


ござるは、サムライ。

サムライは、日本です。

カレーはすっかり、水といっしょに流れ出してしまって。

ぼくのなかのインドは、なくなってしまいました。

火は吐けないけど、まあ、このくらいが。

ちょうどよいような気が、いたします。

お釈迦様もおっしゃいました。

なにごとも ほどほどなのが ちょうどよい。

ハイクですね。


ハイクは、日本。

お釈迦様は、インド。

インドと日本は、昔からかかわりがあります。

シルクロードです。

ぼくは遥かインドを想い。

ヨガの構えで、座り直しました。


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