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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
クライストマンスの章
137/3033

第131回 ボンベイに、しなさい。

12月24日


おもてから、ガタン、キーィと、ボンベの音。

ぼくはお休みでまだ、ねているというのに。

お早いですね、お疲れ様です。

お休みでねているぼくのために、はたらいてくれるなんて。

ありがたいことです。

ボンベがきたから、なんとなく、プレゼントはもういいか。

いや、プレゼントはやっぱりください。

人の心は、ボンベでは満たされません。


せっかくボンベがきたので、ぼくはガスをつかってみます。

もやす。

ああ、あたたかいな。

冬にボンベは、必需品です。

マッチはいかが?

いりません。

文明開化です。

凍えていなさい。


身体があたたかくなったので、ぼくはねます。

早くねる良い子でないと、プレゼントがもらえないのです。

人の心は、ボンベでは満たされません。

そういえば、部屋にはガスが満ちている気がしますけど。

よくねられそうですね、プレゼントが楽しみです。


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