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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
クライストマンスの章
134/3028

第128回 ユンヌボワチュール

12月21日


もろもろの事情で、自動車が発展しなかったので。

自転車が、高度に発展しました。

いろいろ。

べんりな自転車が、つくられます。

荷物をはこぶための、おおきなカゴのついた、自転車。

人がたくさんのれるように、席のたくさんついた、乗り合い自転車。

自転車がはしるためには、道路がちゃんとしていないと。

工事用の、巨大なローラーのついた自転車もつくられます。


自転車のよいところは、人力でうごくところ。

ほかにエネルギーをひつようとしません、エコロジーです。

排煙がでないので空気は、きれい。

人々は自転車をこぐために、たくましいマッチョマンになり。

健康的なうつくしい社会が形成されます。


自転車自体も、ペダルはかるく、フレームはじょうぶに。

技術の発展にともない、どんどん進化して楽チンになっていきます。

ついにHONDAが、自転車をこいでくれるロボットをつくりました。

これは楽チンだ。

がんばれ、ロボット。

がんばれ、ロボット。

さすが世界のHONDAです。


ロボットが自転車をこいだら、人が自転車にのれないじゃないか、とか。

発想がバイクにいかなかったのが逆にスゲェ、とか。

ていうか、むしろもうロボットに乗れ。

いろいろツッコミたい部分はあるのですが、自転車はなくなりませんでした。

たとえ巨大ロボット兵器に乗って攻めてきた宇宙人におろかと笑われようと、人間は、なかなか。

こだわりをすてることが、できません。

いちど手にしたものを手ばなすには、とても勇気がいるものなのディエス。


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