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第127回 イケメン新帝じゃないのよ、破壊大帝。
12月20日
メイシャに、いかなくてはならないのに。
なんだかいそがしくて、間にあいません。
ぼくはあまり、メイシャにかかったことがないから。
「インターネット」でしらべたり。
大分、ワクワクしていたのディエスが。
このままではメイシャにいくまえに、なおってしまうよ。
デンワとかは、かけません。
どうせハイシャにつながって。
「寿司っすか。」
とか、たわけたことを言われるにきまっている。
読めてるんだ、ワンパターンやろうめ。
ハイシャはわるいやつです。
デンワはきらいです。
メイシャでは、いったいどんなことを、されるのだろう。
先にジビカへいったトキには、いきなりへんな機械につながれて。
大分、ワクワクしたものディエスが。
メイシャでは、メをなでられたり、するのかな。
よし。
あしたこそ、メイシャにいくぞ。
ワクワクしながらぼくは、あしたメイシャにいくために早くねます。
ぐっすりねたので、メはすっかりなおっていました。
鏡のなかには、澄んだ瞳のほほえむハンサム。
左眼が怪しく赤く光ったりは、しません。
メイシャはまた、あこがれの彼方。
ちくしょうメ。