表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
トゼンサウ  作者: ナルサワパン
クライストマンスの章
131/3030

第125回 ああヒゲの流れのように

12月18日


きのうは、おやすみだったので。

ヒゲを刈らずに、ためてみました。

きょうはおやすみでは、ないから。

刈ります、おもいのほか、のびています。

ヒゲがのびるのは、ふつう。

ハゲがのびたりしたら。

たいへんです。

ととさんアタマに毛がはえた、ハゲでヨイヨイ、ハゲでヨイ。

ととさんアタマに毛がはえた、ハゲでヨイヨイ、ハゲでヨイ。

黙りなさい。


刈るためにわざと、のばすなんて。

ひつじさんですか。

いや。

アルパカさんかも、しれないぞ。

草食獣です、こんにちは。

メェー、メェー。

愚かなことを言っているあいだに、刈りおわりますた。

ぼくのヒゲは、セーターになったり。

そういう役には、たたないから。

どんどこ、下水にながれていってしまいます。

せっかく刈ったのに、もったいない。

むかしの人は、水のながれや川のながれを、時のながれに例えたものディエスが。

ヒゲのながれは、なににたとえたものディしょう。

これがハゲなら、カッパの川流れ、というコトワザがありますが。

ぼくのヒゲは、ハゲにも勝てません。


ネコさんのヒゲが、ぴんぴん。

あのヒゲは、役にたちます。

地震とかが、わかる。

だからネコさんのヒゲは、刈らなくてよいのです。

ネコさんいがいで刈らなくてよいのは、リンカーン大統りょうくらいのものだ。

ぼくも、皆の役にたつような。

刈らなくてよい、ヒゲになりたい。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ