第125回 ああヒゲの流れのように
12月18日
きのうは、おやすみだったので。
ヒゲを刈らずに、ためてみました。
きょうはおやすみでは、ないから。
刈ります、おもいのほか、のびています。
ヒゲがのびるのは、ふつう。
ハゲがのびたりしたら。
たいへんです。
ととさんアタマに毛がはえた、ハゲでヨイヨイ、ハゲでヨイ。
ととさんアタマに毛がはえた、ハゲでヨイヨイ、ハゲでヨイ。
黙りなさい。
刈るためにわざと、のばすなんて。
ひつじさんですか。
いや。
アルパカさんかも、しれないぞ。
草食獣です、こんにちは。
メェー、メェー。
愚かなことを言っているあいだに、刈りおわりますた。
ぼくのヒゲは、セーターになったり。
そういう役には、たたないから。
どんどこ、下水にながれていってしまいます。
せっかく刈ったのに、もったいない。
むかしの人は、水のながれや川のながれを、時のながれに例えたものディエスが。
ヒゲのながれは、なににたとえたものディしょう。
これがハゲなら、カッパの川流れ、というコトワザがありますが。
ぼくのヒゲは、ハゲにも勝てません。
ネコさんのヒゲが、ぴんぴん。
あのヒゲは、役にたちます。
地震とかが、わかる。
だからネコさんのヒゲは、刈らなくてよいのです。
ネコさんいがいで刈らなくてよいのは、リンカーン大統りょうくらいのものだ。
ぼくも、皆の役にたつような。
刈らなくてよい、ヒゲになりたい。