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トゼンサウ  作者: ナルサワパン
クライストマンスの章
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第122回 アメリカ語っぽい発音

12月15日


おきようとしたら、あしがつってしまって。

勢いよくおきようとしたのが、まじかった。

おきるのには、勢いがいるからね。

人は朝、おきるために。

1日にひつようなエナージィの、8割ちかくをつかいます。

気合い・気迫・勢い。

気剣体、3ツのベクトルがそれぞれ。

過不足なくバランスよく発揮されて、はじめて。

人は朝、おきることができます。

ケフラーの、左手の法則、ってやつだ。

しってます。

むかし、ケンドーブでならいました。


しかし、つったのがあしで、まだよかった。

これが、くびだったら。

くびをつったら、しんでしまいます。

しぬのはこわいので、とりあえず。

つったあしをグイとやって、治します。

グイ。

逆のあしが、つりました。

勢いよくやりすぎたのが、まじかった。

気合いと気迫の、ベクトルがたりない。

メーン!

なおりません。

世の中には、気合いではどうにもならないことが、実際あります。


朝にあしがつるのは、バイタミンがたりていないのが、原因。

きのうは物珍しさで、ぶどうなどにしてしまったから。

やはり、アセロラにするべきだった。

後悔役に立たず。

あしがどちらもつってしまったぼくは、もう、二度とおきられません。

ぼくは国防総省にデンワをかけて、バイタミンがたりないからおきられない旨。

つたえます、もしもし。

「寿司っすか。」

デンワのむこうで、犬がこたえました。

まあ、いつものことです。


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