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走る、聖夜

作者: 秋葉竹
掲載日:2025/12/23


 


原罪、って

なんなんだろう


今夜は聖夜だ、ってんで

真っ白な真綿みたいな雪も降って

そして、積もった


たぶん

この街のどの窓を覗き込んでも

今夜だけは

きっと笑顔がキラキラ輝いてるだろう


そして美しいけれども

とっても寒いコンクリートの歩道を

サクサクと雪を踏みしめて歩く

足の先から

凍える痛みが突き刺さって

なんだか空をみあげてしまう


べつに涙こらえてなんか、ないやい、とか


そしてそのとき

空にサンタさんを探して

みつからない夢のままで

ふと

聖ニコラウスのことを想いだしていた


そしてふと


原罪ってなんなんだろう、って


失礼なヤツだな

街には

原罪なんて今夜だけは棄て去った

しあわせな灯りが

そこかしこに

煌めいているというのに



まるでわたしひとりが

ナイトメアに引きずりこまれたみたい


拳銃で撃たれた

熱い痛みより

感じる痛みは、真っ正直なわるい夢


まぁ、こんな夜には

傘もささずに雪、蹴飛ばして、走って、

ジャンピンジャックフラッシュでも

口ずさんで

前をみて

駆け抜けてやるさ、聖夜を



なんて、そんな罪を原罪として

生き抜きなにもかもを笑いとばしたい


てか、

笑いとばして、やるさ

走って。







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