投稿からアニメ化までのスパンが短い作品と、逆に長い作品
2025年7月までのなろうアニメ151作品の分析・ランキング第6回!
今回の題材は「アニメ化までのスパン」
なろうに投稿されてからアニメ化されるまでの期間について、短い作品と長い作品をそれぞれランキング形式で紹介していきます!まずは短い作品について。
1位 冰剣の魔術師が世界を統べる 3年2か月
2位 魔王学院の不適合者 3年3か月
3位 異世界ワンターンキル姉さん 3年5か月
冰剣は低予算なのか作画は荒いのに監督の独特な作風も入って面白い作品。急ピッチで作ったのがスパンの短さの理由でしょうか。魔王学院は逆にとても丁寧な作り。主人公に魅力ある原作の圧倒的な面白さがアニメスタッフを奮闘させたのかも。異世界ワンターンキル姉さんは昨今増えてきた、未書籍化でコミカライズのみ展開の作品。その分早く企画を通すことができたのかも。それぞれ異なる理由が見つかるのは面白いです。
続けてスパンが長い作品について。
1位 薬屋のひとりごと 12年
2位 異世界迷宮でハーレムを 11年3か月
3位 異世界でもふもふなでなでするために頑張ってます。 11年2か月
薬屋のひとりごとは大人気作品ですが相当寝かせて満を持して投入した作品なんですね。なろうの最終兵器ってたまに使われる言葉ですが薬屋こそがふさわしいかも。
他にも Re:Monster Unnamed Memory THE NEW GATE さようなら竜生 強くてニューサーガ がなろう黎明期の投稿で薬屋以上に長いようですが、なろうから削除され正確な投稿日が不明な作品もあるので外しています。鬼人幻燈抄も古い作品でArcadiaの掲載が2011年ですがなろうの掲載は遅めで2015年でした。昔のWEB小説的な空気感や重厚さなど、古い作品ならでは面白さってあると思います。今後も昔の作品が掘り起こされ記録が上書きされる可能性は高いので注目していきましょう!
今回紹介の6作品は未だなろうに掲載されているので歴史を振り返りながら読んでいくのも楽しそうです!
ここまで読んで頂きありがとうございました!ご意見感想あればぜひ感想欄へどうぞ。
次回はレーベル・出版社でアニメ化が多い所をランキングにしていきます。前回から期間空いてしまいましたが次は2,3日中に投稿予定です。