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ある朝の出来事

「ななみ~、今すぐリビングに来なさい~朝ごはんが出来たわよ!」


「まだ眠いよぉ…わぁでも、いい匂いだね!何だか目が覚めてきちゃった!」


「昨日は、仕事が捗っちゃて!たまには手料理も食べないと体に毒だからね!」


リビングにやって来た、女の子は桃木ななみ、小学3年生の女の子です。母の名前は桃木みかん。科学者でありながらも、国の承認で、オカルトクラブの活動をしていました。今は美容薬品のお仕事をしていて、忙しい母でした。


「目玉焼きに魚の塩焼き!ポテトサラダに白いご飯だね!梅干しもある!お味噌汁も美味しそう!」


「ななみは将来はオリンピックの選手として活躍出来るよう頑張って作れたの!料理も科学のひとつよ。しっかり食べて、私の娘がオリンピックの選手として活躍出来るよう頑張ってほしくて!あぁ、私の娘が全てを好転させてくれるわぁ~」


「もう!わたしのママは、夢の道具じゃないよ!わたしの将来の夢は保母さんなのに!」


「まあまあ、既に国のオリンピックの選手の候補として認められているんだから!それに、ななみは勉強が苦手で、テストでは0点ばかりじゃない!そんな娘が保母さんになれるなんて、ムリムリ。ここはひとつ、骨を折って、将来に向けて頑張ってねぇ~」


「ぶぅ!ママったらいつもそればかりじゃん!」


この不思議な親子は、髪の毛の地毛がピンク色をしていました。一族の女性達も髪の毛がピンク色をしており、頭脳明晰な女性ばかりでした。母の桃木みかんは、慶應大学を卒業しており、科学者として活躍しています。実は桃木みかんは、宇宙人の父と結婚をしており、ななみは宇宙人と人間の間に産まれた女の子だったのです。


「ん~やっぱり、ママの手料理は美味しいね!ななみ、毎日こんな朝ごはんを食べたいよぉ」


「ごめんねぇ…それが出来れば良いんだけど、やっぱり忙しい毎日なの…解って欲しいわぁ…」


「それは解るんだけど…ななみ、宇宙人のパパが、わたしが産まれた時におたふく風邪にかかって、亡くなっちゃったんだよね…パパがいてくれればなぁ…」


「私もそうだと良かったんだけど、運命には逆らえないと言うか…宿命だったのかもしれないわねぇ…パパは優しくてカッコ良かったんだから!」


「パパに会いたいよぉ…でもなんとなくママの気持ちも解るなぁ」


そうなのです。宇宙人の父は、ななみが産まれた時に、おたふく風邪にかかり命を落としてしまいました。宇宙人とは言え、やはり地球外生命体です。ホモサピエンスとは違う種族の生物であるがゆえに、地球の環境に適応出来ませんでした。


「あー美味しかったよ、ママの朝ごはん!よ~し、今日も運動するよ!体育はいつもいい評価が貰えるから、頑張らなきゃ!」


「さてと、家事をすませたら、私もお仕事頑張るわ!応援しているわよ、ななみ!」


「うん!」


「学校に行く前に、いつもの約束事、解るわよね?」


「解ってるよー、力を出しすぎない、カロリーキャラメルを必ず持っていく!弱いもの虐めをしない!」


「はい、良く言えました!じゃ、行ってらっしゃい!」


「うん!行ってきまーす!」


こうして、ななみちゃんの登校が始まりました。この登校の最中に、ななみ達の運命とも言える出来事が始まることに、誰一人として、気づきませんでした…


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