第六回 君の叫び
斎藤 秋さまが『森の俳句会』に参加してくださいました。
第3号会員です。
斎藤 秋さまの入会投稿作2品です。
なお、この投稿作掲載は秋さまの許可を得たものです。
名を変えて平和の叫び訴える 君の叫びは心に響く
斎藤 秋
広島県物産陳列館→広島県産業奨励館→原爆ドームと名を変えた。
有名な建物です。
この建物は何も声を出しません。
しかし、自らの身をもって平和を叫び続けています。
その叫び声が心に響きました。
グライダー翼を休め海睨む、その作戦は無謀たるかな
斎藤 秋
特攻グライダー神龍です。
攻撃対象は上陸用艦艇や戦車でした。
本土決戦用の兵器として開発されましたが、使用されることなく終戦を迎えました。
本土決戦の愚かな兵器の一つとして知って頂ければ幸いです。
第1号会員、直井 清風先生の作です。
なお、掲載の許可を得ております。
立ち眩み、絆深まる40年 駆け付けた妻仕事手伝う
直井 清風
このところ、仕事が立て込んで忙しい。
クラクラと立ち眩みがして、妻に電話した。普段は夫婦仲は冷え込んでいて、外で悪口を言い内でもよそよそしいが、その妻が心配して駆けつけて来た。そして、夫の仕事を手伝ってくれた。
なんか照れくさいが、妻に感謝。
秋さま、素晴らしい短歌を投稿ありがとうございます。
投稿作のものは、戦後日本の原点と思います。
今はどうなのでしょう。未来はどうなのでしょう。
私は今の体制が、あまりに無責任としか思えないのですが。
直井先生、投稿ありがとうございます。
無理せず、頑張って?ください。
身体を大切に。