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おしかけ勇者嫁〜勇者は放逐されたおっさんを追いかけ、スローライフを応援する〜  作者: 日富美信吾
第3章

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20#交わす約束。


 皆さん、こんばんは。

 わたしです。アルアクルです。

 皆さんはこんな言葉を聞いたことがありますか?

 出会いは素敵な偶然である、と。

 昔、院長先生に聞いたときは、あまり意味がわからなかったのですが……今のわたしにはわかります。

 ファクルさんとの出会い。

 イズとの出会い。

 あと、おまけで、クナントカさんとの出会いも、そこにつけ加えてもいいことにしましょう。

 わたしにとって、この出会いは素敵な偶然で、かけがえのないものです。

 そしてまた、新しい出会いです。

 この思いがけない出会いも、きっと素敵な偶然となって、わたしにとってかけがえのないものになると、そう思います……。




 霧のせいで道に迷ったわたしたちの前に現れたのは、大きな木のお家でした。

 そしてその中から全身毛むくじゃらのおじいさんが現れたのです。

 ドワーフの方っぽいですが、違いますね。

 わたしやファクルさん、それにクナントカさんと同じ人間です。

 でも、少し違うような感じもします。

 何がどう違うのか、うまく言葉にできなくて、もどかしいのですが。


「で、何だってオレんちの前で騒いでたンだ? あ?」


 これは相当怒っている感じです。

 確かに自分のお家の前で騒がれたら、いい気はしません。

 わたしたちはここに至るまでのことを、おじいさんにお話ししました。


「――というわけなのです。ごめんなさい」

「いや、いい。そういうことなら、謝る必要はねェ」


 おじいさんは、わたしたちのことを許してくれました。

 でも、それだけじゃありません。


「なら、今日はうちに泊まってけ。夜も遅いし。な?」


 そう言ってくれたのです。


「ありがとうございます、おじいさん!」

「じいさんは辞めろ。オレには阿賀野(あがの)元治(げんじ)っつー名前があるンだ」

「あ、あぎゃの」

「阿賀野だ」

「あぎゃの!」

「……ゲンジでいい。それなら呼べるだろ?」

「あ、はい。ゲンジさん、ですね。あの」

「ん?」

「変わったお名前ですね」

「……ああ、よく言われるよ」


 おじいさん――いえ、ゲンジさんはそう言って笑いました。

 その時のわたしはゲンジさんが名前を名乗った時、ファクルさんがいつになく真剣な表情をしていることに気づいていませんでした。




 わたしたちはゲンジさんのお家の中に案内されました。

 あの大きな木のお家の中です。

 でも、これって……。


「食堂……だよな」


 お家の中に入ってすぐ、木でできたテーブルと椅子がいくつも並んでいます。

 普通のお家ではあり得ない数です。

 ですが、食堂と言われれば納得です。


「食堂だけじゃねえ。宿屋もやってた。つっても昔の話だがな。今はもうやってねェ」

「そうなんですか。それは残念です」

「残念?」

「だって、こんなに素敵な感じの雰囲気なのに」


 孤児院育ちのわたしには、調度の善し悪しなんてものは、よくわかりません。

 でも、ここにあるものは、とてもいいものだと思います。

 だって、何だか、心があたたまる感じがするからです。


「わたし、好きです」

「……ありがとよ。あいつも喜んでくれるだろうよ」


 あいつというのが気になって、聞こうとしたのですが、それを邪魔するものが現れました。

 誰でしょう!?

 正解はわたしのお腹でした。

 ぐるるるる~っ! って何ですか!? 恥ずかしすぎます!


「何だよ今のドラゴンの鳴き声みたいなのは」


 ゲンジさんの言葉に、わたしは顔が熱くなるのを感じます。


「アルアのお腹の音」

「ちょ、イズ、何で言っちゃうんですか!?」

「大丈夫。かわいいから」

「本当ですか!? ――じゃありません! そんなことで誤魔化されませんよ!」

「とか言いながらアルアクルさん、顔が笑ってるんですよねえ」

「そうなんだよなぁ」


 クナントカさんとファクルさんがやさしい眼差しでわたしを見つめて来ます。何ででしょう?


「確かあれとあれが残ってるから……よし、いけるな。ちょっと待ってろ」

「あの、ゲンジさん? 何を――」

「料理を作るんだよ。ここに来てそんな音をさせた奴を放置してたら、オレがあいつに怒られちまうからな」


 そう言い残して、ゲンジさんは厨房に消えていきました。

 それから間もなく、厨房からとてもいい匂いが漂ってきました。


「アルアクルさんのお腹の音がさっきより凶暴に!」

「クナントカさん、失礼です! 凶暴って何ですか! そう思いますよね? ファクルさん」

「え? あ、ああ、そうだな」

「ほら、ファクルさんもこう言ってるじゃないですか!」

「めちゃくちゃそっぽを向きながらですけどね」


 ファクルさんはよくそっぽを向く癖があるんです。

 わたしがファクルさんを見つめていると、よくそうなりますから。


「待たせた。かき揚げ丼だ」


 ゲンジさんが戻ってきました。

 テーブルの上に出されたのは、ファクルさんが作ってくれるカトゥ丼に似ています。


「きゃ、きゃきあげ……?」

「あー、そういうのはいいから。ほら、冷める前に食え」


 確かにそのとおりです。

 というわけで、わたしはゲンジさんが作ってくれたお料理を食べました。

 ――いえ、食べるなんて言葉は生ぬるいですね。

 ちょっとはしたないですが、貪ってしまいました。

 だって、それぐらいおいしいのです!

 そんなわたしの様子を見て、興味をかき立てられたのでしょう。

 ファクルさんたちがわたしを見ていることに気がつきました。

 イズなんて「ごくり」と言葉に出して生唾を呑み込んでいます。


「そんなに見つめたらこの子が食いづれェだろうが。そんなに食いたいなら、お前さンたちの分も作ってやるよ」


 ゲンジさんは厨房に戻って、ファクルさんたちの分のお料理も作ってくれました。

 それからはもうひたすら、ただ無心になってゲンジさんのお料理を食べ続けました。




 散々食べて満足したわたしたちに、ゲンジさんがお茶を出してくれました。

 紅茶じゃありません。

 ちょっと苦みのある、独特の風味のお茶です。


「緑茶ってんだ」


 聞いたことのないお茶です。

 ゲンジさんもわたしたちと同じテーブルについて、一緒にお茶を飲みます。

 なんだか和みます。


「そういえばゲンジさん」

「お代わりならもうねェからな」

「ち、違います! そんなこと思っていません!」

「そうか?」

「そうです!」


 お腹に余裕はもう少しだけありますが、わたしがゲンジさんに話しかけたのは、そんなことではないのです。


「ゲンジさんはここにお一人で暮らしているんですか?」

「今はそうだな」

「今は、ですか」

「…………ああ」


 一瞬の沈黙。


「まあ、なんだ。隠すようなもンじゃねえ。ここはよ、オレとあいつ――相棒で始めた店だったんだ」


 それからゲンジさんはいろんなお話をしてくれました。

 この場所を相棒さんと一緒に見つけたこと。

 ゲンジさんの料理を目玉にしたお店を開こうと、相棒さんが言い出したこと。

 ゲンジさんは料理に自信があり、きっとうまくいくと思っていたこと。

 でも、最初はまったくうまくいかなかったこと。

 それから、どうしたらお客さんが来て、繁盛するのか考えて、できることは何でもやったこと。


「で、その相棒さんは?」

「あいつは気まぐれな奴でなァ。ある日突然、旅に出やがったンだ」


 ゲンジさんが遠い眼差しをします。


「ゲンジさん、相棒さんのことが大好きなんですね」

「は? 何を言って――」

「わかります。だって相棒さんのお話をする時、ゲンジさん、とってもやさしい顔をしていましたから」


 わたしの言葉に、ファクルさんたちがうなずいてくれます。


「……そうかよ」

「あの、ゲンジさん」

「今度は何だ?」


 ちょっと不機嫌そうなのは、照れているからですよね?


「相棒さんを追いかけないんですか?」


 そんなに大好きなら、一緒にいたいと思うじゃないですか。


「……出来ねェ」

「何でですか!? 大好きなら――」

「この店があるからだ」

「お店……?」

「オレはこの店が大事なんだ。あいつと一緒に開いた、この店が。だから、オレはあいつを追いかけねェ」


 それはまるで自分自身に言い聞かせているかのようでした。




 しばらくの間、ただお茶を飲むだけの時間が過ぎていきました。


「なあ、ゲンジさんよ」


 誰も口を開かない中、ファクルさんが声を発しました。


「ん、何だ?」

「この店、俺が守るのはダメか?」

「ファクルさん?」


 驚くわたしに、ファクルさんがうなずきます。

 そしてゲンジさんに、どうしてそんなことを言い出したのか。その理由を話しました。

 食堂を開きたいと思っていること。

 この店の雰囲気が、自分の思い描いていたとおりの店だったこと。

 ゲンジさんが相棒さんを追いかけ、この店に戻ってくるまでの間、ファクルさんがこの店を守りたいと思っていること。

 すべてを聞き終えたゲンジさんは、何も言わず、黙っています。


「あの、ファクルさんのお料理、とってもおいしいです! ゲンジさんのお料理に負けていません!」

「確かに。ファクルはヘタレだけど、料理の腕はいい」


 と、イズが言って。


「ですね。ファクルさん、ヘタレですけど、本当に料理の腕はいいんです」


 と、クナントカさんが言います。


「俺はヘタレじゃねえ! ちょっとアレなだけだ!」

「「アレ(笑)」」

「おい、何だ今の笑いは!?」

「ファクルが怒ったー。怖いー」

「あははー。そうですねー」

「全然怖そうじゃねえじゃねえか!」


 イズとクナントカさんがファクルさんをからかって楽しんでいます。

 いつもならここからさらにああでもない、こうでもないと大騒ぎに発展するのですが、今日はなりませんでした。

 ゲンジさんがいたからです。


「お前の気持ちはありがてェ」

「ということは――!?」


 わたしが笑顔になると、


「任せるとは言ってねェ。お前の実力、試させてくれよ。お前さんの一番得意な料理を、オレに食わせてくれ」


 ごくり、とファクルさんが生唾を呑み込む音が響き渡りました。





「食べてみてくれ」


 厨房から現れたファクルさんが、ゲンジさんの前にお皿を差し出します。

 カレーライスです。

 ファクルさんの作るお料理がおいしいことは、ゲンジさん以外、ここにいる全員が知っていることです。

 ゲンジさんもきっとそのあまりのおいしさに、ファクルさんにこのお店を守ることを許してくれて、相棒さんの元へと向かっていけるはずです。

 ちょっと気が早いですが、わたしはその瞬間を思い浮かべて、笑顔を浮かべました。

 だから、まったく予想できなかったのです。

 ファクルさんのお料理を、ゲンジさんが食べないと言い出すだなんて。


「料理を食べるまでもねェ。お前さんの実力はよくわかった」

「ちょ、ちょっと待ってください! ファクルさんのお料理を食べるまでもないって、いったいどういうことですか!?」

「もしかして最初からケチをつけるつもりだった?」


 イズがぽつりと漏らした言葉に、わたしはハッとします。

 そうです! その可能性がありました!


「だとしたら、ずいぶんたちの悪い悪戯ですね」


 クナントカさんが表情を険しくして、ゲンジさんを見据えます。


「お前たち、やめろ」


 一触即発。

 そんな雰囲気だったわたしたちを、ファクルさんが宥めます。


「食べてすらもらえないようなものを作った俺が悪いんだ」

「ちょっと待て。食べるまでもねェとは言ったが、それは兄ちゃんの料理を貶したわけじゃねェからな?」

「「「「は?」」」」


 わたしたちは同時に驚きの声をあげました。


「いや、まあ、変な勘違いをされるような言い方をしたオレが(わり)いんだがよォ」


 ゲンジさんが困ったように、頬をさすります。


「じゃ、じゃあ、ファクルさんのお料理がおいしくないとか、そういうことじゃなくて……!」

「まあ、及第点だな」

「え?」


 わたしの聞き間違いでしょうか? 及第点って聞こえたのですが。


「まず言っておく。カレーに正解はねェ。作る奴の数だけレシピは存在する。隠し味にチョコをくわえたり、ソース、ケチャップ、あるいは赤味噌を入れる、なんて奴もいる」


 ちょこ? そーす? けちゃっぷ? あかみそ?

 ゲンジさんはいったい何を言っているのでしょうか?

 わたしにはちんぷんかんぷんです。

 いえ、わたしだけじゃありません。

 イズも、クナントカさんも同じです。

 ただひとり、ファクルさんだけが大きくうなずいています。

 ゲンジさんが何を言っているのか、わかるのでしょう。

 すごいです。さすがファクルさんです。


「だが、兄ちゃんの作ったカレーは、それ以前の問題だ? いいか――」


 それからゲンジさんは、ファクルさんが作ったカレーライスのどこがダメなのか、懇切丁寧に語り始めました。

 いつだったか、わたしが気に入ったからという理由でそばに侍らせようとしたお店の人にファクルさんがやっていたのと逆です。

 でも、ファクルさんはあの時の人と違って、項垂れたりしていません。

 指摘されたことに対して真摯に向き合い、


「な、なるほど、そんな方法が……!」


 とか、


「くっ、そんな手法があったとは……!」


 とかとか、


「ダシが決め手――そうだっ、師匠に散々言われたことだったのに……!」


 とかとかとか。

 そんな感じです。

 ファクルさんとゲンジさんを除くわたしたちはついて行けず、ぽかーんとすることしかできません。

 どれぐらい、ふたりの料理談義が続いたでしょうか。


「……とまあ、だいたいそんな感じか」

「ありがとうございましたっ!」


 ゲンジさんと話し終えたファクルさんは、まるで子どもみたいなキラキラした瞳をしていました。

 どうしましょう!? どうしたらいいのでしょう! 誰か教えてください!

 ファクルさんがかわいくて、思いきり抱きしめたくなりましたっ!

 ――じゃありませんっ!


「よくわかった。俺がこの店を守っていくには、まだまだ力が不足している。さっきの申し出、撤回させてくれ」


 ファクルさんが頭を下げました。

 当然、そうなりますよね。

 だってあれだけダメ出しされたんですから。


「そうなのか?」


 なのに、ゲンジさんはそんなふうに言いました。

 どういうことでしょう?


「兄ちゃんのこれからの伸びしろに期待して、店を任せてみようと思ったんだがなァ。だが、まあ、兄ちゃんがそう言うなら仕方ねェ。この話はなかったことに――」

「やる! やります! やらせてください……っ!」


 ファクルさんが前のめりで言いました。


「ファクルさん、ゲンジさん相手に『やらせてください』って卑猥ですね?」

ファクル(ヘタレ)のくせに……大胆」

「ちょ、そういう意味じゃないからな!? 勘違いするなよ!? アルアクル!」


 何がどういう意味かはよくわかりません。

 ですが、ファクルさんの剣幕に、わたしはうなずきました。

 そんなわたしたちの様子を見て、ゲンジさんが微笑んでいました。





「おめでとうございます、ファクルさん! ファクルさんの夢、これでようやく叶いますね!」

「まあ、ゲンジさんが戻ってくるまでの間だけどな。……だが、その間にもっと力をつけて、いつか本当に自分の店を持った時、思う存分、発揮してやる」

「わたし、お手伝いします!」


 ふんす、と気合いを入れると、ぽんっ、とファクルさんの手がわたしの頭に載せられました。


「頼むな、アルアクル」

「……はいっ!」


 答えるまでに間があったのは、うれしかったからです。

 いえ、違います。

 うれしすぎたからです。

 だって、ファクルさんに頼まれたんですよ!?

 こんなふうに真っ直ぐに!


「めちゃくちゃがんばりますっ! 勇者としての力でも何でも使って……!」

「それは使わなくてもいいぞ?」

「そうですか!? でも、必要になったらいつでも言ってくださいね!」


 わたしが笑うと、ファクルさんも笑ってくれました。


「それで、ゲンジさん」

「ん?」

「いつ、相棒さんを追いかけますか?」

「そうだな。今から行くか」

「え、今からですか!?」


 まさかの答えに、わたしは驚きました。

 でも、このすぐ後、もっと驚くことが起こったのです。

 ゲンジさんの体が淡く輝きだしたじゃないですか。


「え、ちょ、ちょっと待ってください! ど、どういうことですか!?」

「この店、任せたぞ」


 ゲンジさんはわたしたちを見つめ、やさしく微笑み、その体は光の粒になって、薄れていきます。


「待ってください! ゲンジさん! ゲンジさん……!」


 ゲンジさんを掴むために伸ばしたわたしの手は、ただ空を掴みます。


「ああ……やっとお前のところへ逝けるんだなァ」


 それが最後の言葉でした。




 ゲンジさんはいなくなってしまいました。

 わたしたちにお店を遺して。

 転移魔法で移動したわけではありません。

 だって、魔法が使われた気配がないですから。

 何より最後の言葉です。


 ――やっとお前のところへ逝けるんだなァ。


 わたしはイズに尋ねました。


「ゲンジさんはゴーストだったのでしょうか?」

「普通の人間とは違う気配は感じてた。でも、ゴーストかと言われると、違う気がする」


 はぁ、とクナントカさんがため息を吐き出しました。


「料理がめちゃくちゃ上手で、でも、口が悪くて、あと意地悪っぽい感じで――ゲンジさんは不思議な人でしたね」


 クナントカさんの言葉に同意するのは悔しいですが、わたしもそう思います。


「ゲンジさん」


 ファクルさんが呼びかけます。


「あんたは俺の師匠と同じ世界から来た人だよな?」


 同じ世界? いったいどういうことでしょう?

 気になりましたが、今のファクルさんはとても真面目な雰囲気で。

 問いかけることはできない感じでした。


「最後に教えてもらったいろんなこと、絶対に忘れない。この店も守り続ける。約束する」


 だから、と続けます。


「相棒と素敵な旅を楽しんでくれ」


 それはもう届かない言葉――そう思っていたのに。


 ――ありがとよォ。


 わたしたちは、そんな声を聞いたような気がしました。

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