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 丹波山村を後にして奥多摩駅から電車に乗り、新宿駅で僕は小川と加藤に別れを告げた後、山の手線の外回りに乗って自宅へと向かった。駒込駅で降りると、僕は東口近くのラーメン屋で夕食を取り帰宅した。時刻は午後七時半を回っていて、丹波山村程ではないが涼しかった。もっと日付が進めば、ここも丹波山の様に寒くなるだろう。

 僕は風呂に入り、LINEで他の皆に帰宅した事を知らせた。僕の二階にある部屋の窓の下を覗くと、プラスチック製の屋根の下に父のレンジローバーと兄のベンツ・C200が馬車を引く馬の様に並んでいるのが見えた。

 僕はベッドに寝転がり、受験勉強を少ししようか悩んだ。だが始めて行った場所に疲れたのか、体が重くてやる気が出なかった。僕はスマートフォンを手に取り、写真フォルダを開いて今まで撮影した写真を見た。今日行った丹波山村は写真に撮れそうな対象が多く合ったにもかかわらず、一枚も写真を撮らなかった。失敗したなと僕は軽く後悔しながら、過去に撮った写真を見た。

 その中に以前杉山と一緒に撮った、スターバックスのラテを手に持って写った写真が一枚記録されていた。場所は池袋のサンシャインで、日付は一昨年の夏休みだった。確か夏休みに入って、暇だから一緒にどこかに行こうという話になり、池袋をうろついた日々の事だった。僕はその時の事をやんわりと思い返してみた。

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