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『私』と『彼女』、あなたは一体どちらをとりますか?

作者: たまユウ

誤字報告ありがとうございます!!

クリスティーヌ・フォン・ヴァレンティンは、広すぎる寝室で一人、窓の外に広がる月明かりの庭園を眺めていた。


豪奢な天蓋付きのベッド、銀の燭台、磨き上げられた調度品。そのすべてが、この部屋の主である夫、エリオット公爵の絶対的な権力を示している。




──けれど、その主がこの寝室を訪れることは、もう三月近くなかった。



「私に魅力がないのかしら…」



結婚して、一年が過ぎた。

これは、傾きかけた実家の伯爵家を救うための政略結婚。愛などという甘い感傷が入り込む余地のない、ただの契約。



──わかっていたはずなのに。



夫であるエリオット・フォン・ヴァレンティン公爵。

彼の髪は夜の闇を溶かしたように黒く、理知的な金の瞳は常に冷静で、他者の感情の立ち入る隙を見せない。社交界では『氷の公爵』と畏怖され、その辣腕ぶりは国王からも深く信頼されている。


彼の夫としての完璧な振る舞いは、結婚当初だけだった。

公爵夫人としての体面は保たせてくれる。実家への援助も約束通り履行されている。

しかし、彼の時間は決してクリスティーヌのためには使われなかった。夜会に同伴することは稀になり、食事も別々。屋敷に帰らない夜も、今では数えるのをやめてしまった。


「……今宵も、あの方の許へ行かれているのかしら」


ぽつりとこぼれた呟きは、誰にも聞かれることなく夜の静寂に溶けていく。

夫に、心に決めた女性がいるという噂。

最初はただの憶測だと自分に言い聞かせていた。けれど、彼の外套から香る甘い花の香りや、時折ワイシャツの襟に付着している、自分のものではない長い髪の毛が、その噂を冷たい現実としてクリスティーヌに突きつける。



クリスティーヌがその裏切りを確信に変えたのは、ある雨の日の午後だった。

いつものように不在の夫の書斎を整頓していた時、机の上に無造作に置かれた一対のオペラグラスが目に留まった。何気なく手に取ると、微かに甘い香りがした。

それは、クリスティーヌが決して使わない、白薔薇と蜜を混ぜたような、蠱惑的な香り。そして、その香りには覚えがあった。



──この香りは、イザベラ様の……。



イザベラ・フォン・シュナイダー侯爵令嬢。

クリスティーヌの母方の従姉であり、幼い頃は実の姉のように慕っていた女性。赤みがかかった美しい金色の髪を持ち太陽のように明るく、奔放で、常に社交界の中心にいる華やかな人。

エリオットとの結婚が決まった時も、『あなたのような優しい人が、あの方の隣にいるべきよ』と一番に喜んでくれた、その人だった。


オペラグラスの金細工の隙間に、赤みがかった金色の長い髪が一本、絡みついていた。

心臓が氷の塊になったように冷えていく。だが、涙は一滴も流れなかった。悲しみよりも先に、ふつふつと込み上げてくる感情があったからだ。



「……そう、でしたか。お二人とも、お上手ですこと」



鏡に映る自分は、静かに微笑んでいた。

その日から、クリスティーヌの行動は変わった。

これまでは避けるようにしていた貴族の夫人たちの茶会にも積極的に顔を出し、控えめな公爵夫人を演じ、同情を誘いながら、巧みに情報を集めていく。夫と従姉の密会は、もはや公然の秘密だった。


また、彼女の腹心である侍女が過去にイザベラ家で働いていたこともあり情報を集めさせたりもした。

そして、侍女を通じてある噂を流させる。


『公爵夫人は、夫の不貞に心労が絶えず、近頃は夜も眠れていない』

同情は、やがて最大の武器になるから。


そして、計画を実行に移す舞台は整った。一月後に開かれる、国王陛下主催の建国記念の仮面舞踏会。王侯貴族が一同に会するその夜会こそ、二人の罪を白日の下に晒すのに、最もふさわしい場所だった。




―・―・―




王宮のシャンデリアが、宝石を散りばめたように煌めいている。

着飾った貴族たちが、誰もが仮面で素顔を隠し、今宵限りの戯れに興じていた。


クリスティーヌは、銀糸で月の満ち欠けが刺繍された、夜空色のドレスを纏っていた。顔を覆うのは、白銀の蝶をかたどった繊細な仮面。その下で、彼女の瞳が冷静に獲物を探していることなど、誰一人として気づかない。


案の定、エリオットは彼女をエスコートすることなく、早々に姿を消していた。

クリスティーヌは目当ての人物を探す。

──燃えるような真紅のドレスに、黒鴉の羽根で飾られた仮面。すぐにイザベラを見つけた。


やがてイザベラが人混みからそっと抜け出し、月の照らすバルコニーへと向かう。それを追うようにして、エリオットが後を続いた。


クリスティーヌは、国王陛下や教会の枢機卿など、この国で最も権威のある人々が集まる一角へと、静かに歩みを進める。そして、わざとらしくよろめき、近くにいた侍従の持つグラスを落とした。


ガシャン!という甲高い音に、周囲の注目が一斉に集まる。


「申し訳ありません……少し、気分が」


か細い声で謝罪するクリスティーヌの顔色は、誰の目にも青白く映った。有力な侯爵夫人が、心配そうに彼女の腕を支える。


「まあ、公爵夫人。お顔の色が……」

「大丈夫ですわ。少し、夜風に当たれば……」


そう言って、彼女がおぼつかない足取りで向かった先は、もちろん一つしかない。

エリオットとイザベラが消えた、中央バルコニー。


周囲の心配する視線が、彼女の背中に突き刺さる。それが計算通りであることを知りながら、クリスティーヌはゆっくりと扉を開けた。

そこに広がっていたのは、まさに彼女が描いた通りの光景だった。

月光の下、仮面を外した二人が、熱く唇を重ねている。


クリスティーヌは、息を呑んだ。

その声にならない声に、二人がはっと振り返る。


「クリ……スティーヌ……」


呆然と呟くエリオット。イザベラは一瞬顔を青ざめさせたが、すぐに勝ち誇ったような笑みを浮かべた。

だが、クリスティーヌは二人を罵ることも、泣き叫ぶこともしなかった。


ただ、その場に崩れ落ちるように膝をつき、隠し持っていた睡眠薬をそっと飲み、そのまま意識を失った。


「公爵夫人が!」


背後から駆け寄ってきた貴族たちの悲鳴が、まるで遠い世界の出来事のように聞こえていた。側から見ると、夫の浮気を見て驚き、ショックを受けて意識を失った可哀想な夫人となったであろう。

薄れゆく意識の仮面の下で、クリスティーヌの口元には、誰にも見えない、満足げな笑みが浮かんでいた。




今まで、我慢に我慢を重ねていたクリスティーヌの反撃の幕が切って落とされたのだ。




―・―・―




クリスティーヌが公爵邸の自室で目覚めた時、窓の外はすでに白み始めていた。

侍女たちの話では、あの後、国王陛下自らが公爵に厳重注意を与え、社交界はヴァレンティン公爵とシュナイダー侯爵令嬢のスキャンダルで持ちきりだという。

『か弱く貞淑な公爵夫人』への同情は、今や国中に広まっていた。


昼過ぎ、ようやくエリオットが寝室に現れた。

その顔には疲労と苛立ちの色が濃く浮かんでいる。彼はベッドの傍らに立つと、氷のように冷たい声で言った。


「……茶番は終わりだ。いつまで寝ているつもりだ」

「まあ、お見舞いのお言葉もなく、それですの?」


クリスティーヌはゆっくりと体を起こす。その仕草には、もはや以前のような儚さはない。

エリオットは眉をひそめたが、構わずに続けた。


「君の思い通りになって満足か? 私とイザベラの立場は最悪だ。だが、これだけは言っておく。私はイザベラと別れるつもりはない。君を離縁することもしない。公爵夫人の地位も、贅沢な暮らしも、実家への援助も今まで通り保証しよう。だから、君はこれからも『物分りのいい妻』を演じ続ければいい。それで不満はないはずだ」


それは、彼の最大限の譲歩のつもりだったのだろう。

だが、クリスティーヌは静かに微笑んだだけだった。


「不満も何も……エリオット様、あなたは何か大きな勘違いをなさっているようですわ」


彼女が指をぱちんと鳴らすと、控えていた侍女がテーブルの上に分厚い書類の束を置いた。


「これは……?」

「あなたとイザベラ様が交わした恋文の写し。お二人が密会に使っていた別宅の登記簿。それから……あなたが彼女の一族に便宜を図るため、国王陛下の勅許を偽造した証拠の数々。ああ、こちらはヴァレンティン公爵家の帳簿ですわ。あなたの御父上の代からの、巧妙な脱税の記録が記されております」


エリオットの顔から血の気が引いていく。金色の瞳が、信じられないものを見るようにクリスティーヌを見つめていた。

そこにいるのは、彼が知っているか弱く従順な妻ではなかった。冷徹なまでの光を宿した瞳で、静かに王の喉元に刃を突きつける、恐ろしい戦略家のように見えた。


「なぜ……君が、これを……」


「あなた方が愛を育んでいらしたこの一年、私も退屈はしておりませんでしたので。さて、エリオット様」


クリスティーヌはベッドから降り、彼の前に立つ。

そして、凍えるような声で、あの問いを突きつけた。


「私が問いましょう。全ての過ちを認め心を入れ替え、私と一緒に『公爵家の当主』としてその地位と名誉を守り抜くか、それともあなたを破滅へと誘う『あの女』と共に過ごすことを選ぶか。──あなたは一体どちらをとりますか?」


それは、妻の座を賭けた女の問いではなかった。

彼の人生の全てを掌握した者が下す、最後の審判のようだった。



「……ふん、なるほど。確かに、君は賢い。よくもまあ、これだけの証拠を揃えたものだ。だが……」


エリオットは鼻で笑い、机の引き出しから一通の封筒を取り出した。それは、見覚えのある文書だった。


「……これは?」

「君が反公爵派と結んだ密約書の写しだ。貴族院に提出されれば、“公爵夫人が国家転覆を画策していた”ということにもできる。君の味方をしていた貴族たちも、掌を返すだろうね。──どうだ、これで五分と五分だ」


そう言って彼は、ほんの僅かに笑った。獲物を追い詰めたときにだけ見せる、かつての「氷の公爵」の笑み。

だが、クリスティーヌはまばたき一つせず、侍女に目配せを送った。侍女がもう一枚、書類を差し出す。


「……その書類はなんだ」

「あなたがその密約文書を得るために買収した、貴族院書記官との会話記録。彼は先日、王宮警備隊に“すべてを自白”しました。録音もありますわよ」


エリオットの顔が、次第に青ざめていく。


「あなたが何を出してこようと、すでに“対策済み”なのです。──その程度の策略では、私を止められません」




エリオットは、屈辱に顔を歪め、唇を噛み締めた。

今まで自分に従順であり、ただのコマのように思っていたこの女に屈するくらいなら、全てを失ったほうがましだとさえ思った。それに、彼にはまだ公爵としてのプライドがあった。彼女がこれほどの切り札を持っていても、実行に移せるはずがないと高を括っていたからだ。




「……面白い冗談だ。それでも僕は、イザベラを選ぶ。君のような女に、僕の人生を指図されてたまるか」



彼がそう言い放った瞬間、クリスティーヌは心の底から楽しそうに、くすくすと笑った。



「ええ、そうお答えになると思っておりましたわ。……それが、あなたの最大の過ちですのに」



その言葉が、終わりの合図だった。







翌日から、ヴァレンティン公爵家は嵐に見舞われた。

クリスティーヌが密かに手を結んでいた反公爵派の貴族たちによって、帳簿の写しが貴族院に提出される。時を同じくして、彼女が援助していた新興商会が、ヴァレンティン家の主要事業に揺さぶりをかけ、株価は暴落。


勅許偽造の件は国王の耳にまで達し、エリオットは全ての公的地位を剥奪され、爵位すら危うい状況に追い込まれた。


シュナイダー侯爵家は、醜聞に塗れた公爵家との関係を断ち切るため、早々にイザベラを遠方の修道院へと送った。愛を誓った男は、彼女を守ることすらできなかった。



全てが崩れ落ちるのに、一週間もかからなかった。



がらんとした公爵邸の主執務室で、エリオットが一人、呆然と座り込んでいると、静かに扉が開いた。

入ってきたのは、黒いドレスを纏ったクリスティーヌだった。彼女の背後には、見知らぬ法律家たちが控えている。


「……君の、勝ちだ」


絞り出すような声に、クリスティーヌは静かに首を横に振った。


「いいえ。勝ち負けではありませんわ。これは、私の事業ですもの」

「事業……?」

「さて、エリオット様。あなたに残された道は二つ。このまま全てを失い、ヴァレンティン家と共に歴史から消えるか。それとも……」


彼女は一枚の契約書を、彼の目の前の机に滑らせた。

そこに書かれていたのは、離縁届ではなかった。


【ヴァレンティン公爵家の全権限を、公爵夫人であるクリスティーヌに委譲する】

【エリオットは、クリスティーヌの監督下において、家の再興に尽力する義務を負う】


「……どういう、ことだ」

「言葉通りの意味ですわ。私は、あなたを許しも、裁きもしません。ただ、あなたを利用するだけ。恋が貴方を狂わせましたが、元々の貴方は優秀だと思いますわよ?あなたのその優秀な頭脳は、家の再建には必要でしょうから」


彼女は、破滅させた夫を、許嫁でも、妻でも、赤の他人でもなく、『駒』として使うことを選んだのだ。

愛を乞うことも、憎しみをぶつけることもない。ただ、冷徹な支配者として、彼のプライドも未来も、その手中に収める。

これ以上に残酷で、完璧な復讐があるだろうか。


「さあ、お選びなさいな。無価値な罪人として朽ち果てるか、私の駒として生き恥を晒し続けるか。──あなたは一体どちらをとりますか?」


エリオットは、目の前に立つ、もはや自分には計り知れない存在となった女の顔を、ただ見上げることしかできなかった。


クリスティーヌの反撃の幕は閉じた。


代わりに、月の光が差し込む部屋で二人の長い、歪な主従関係が静かに幕を開けたのだ。






あれから、三年が過ぎた。






ヴァレンティン公爵家は、女主となったクリスティーヌの冷徹なまでの才覚によって、かつてないほどの栄華を極めていた。

彼女が仕掛けた事業はことごとく成功し、その影響力は王宮の派閥地図さえ塗り替えるほどになっていた。社交界では彼女のことを『氷の公爵家の女主』と呼ぶものもいるが、その采配に異を唱える者は誰一人としていない。


そして、エリオットは彼女の忠実な『駒』であり続けた。

彼は感情というものをどこかに置き忘れてしまったかのように、無表情でクリスティーヌの命令を完璧に遂行する。かつての傲慢な光を失った金色の瞳は、ただ彼女の影を追うだけだ。

二人の間に、私的な会話は一切存在しない。彼は公の場では彼女を「奥様」と呼び、二人きりの執務室ではただ「閣下」と呼んだ。


先日、風の噂でイザベラの末路を耳にした。


北の果ての修道院で心を病み、今は鏡に映る自分を「クリスティーヌ」と呼んでは、許しを乞い続けているのだという。

クリスティーヌはそれを聞いても、何も感じなかった。愛する者を奪った罪はそれほどまでに重い。



その夜も、クリスティーヌは一人、広大な執務室で分厚い書類の山と向き合っていた。

夜の帳が下りても蝋燭の灯りを頼りに仕事に没頭する姿は、かつて自分が憎んだはずの、夫の姿そのものだった。


ふと、彼女はペンを置き、窓辺に立った。

磨き上げられたガラスには、豪奢な椅子に座る、冷たい表情をした自分の姿が映っている。

権力、財産、名誉。望んだものは、すべて手に入れた。裏切った者たちは、残らずその足元にひれ伏させた。




──なのに。




なぜ、この胸を満たすのは、絶対的な達成感ではなく、果てしない虚しさなのだろう。

玉座は、あまりにも広く、そして冷たい。隣には誰もいない。自分の意思で動く『駒』はいても、心を分かち合う人間は一人もいないのだ。


その時、彼女の脳裏に、忘れかけていた言葉が蘇った。政略結婚のあと、夫に愛されない日々に、独りごちていたあの言葉。



「……やっぱり、私に魅力がないのかしら」



かつては愛されない悲しみを嘆く言葉だった。

だが、今の彼女には全く違う意味で響く。


人を愛し、愛されるという、人間としての魅力。

権力という鎧で心を固めた今の自分には、もうその欠片すら残っていないのではないか。



クリスティーヌは窓に映る、かつての夫のような暗い闇の目をした自分から目を逸らすように、静かに瞼を閉じた。




復讐の果てに彼女がたどり着いたのは、誰よりも孤独な、独りの玉座だった。















ここまでお読みいただきありがとうございました!


ざまぁ系や復讐ものを描いてる中で、本当にそれをすることが幸せに繋がるのかというところをテーマにして書いてみました!

ちなみにもう一つの裏テーマは、「恋は盲目」です!

エリオットは、イザベラに固執しずきた結果こんなことになってしまったので、、


よろしければ評価してくださると励みになります。

ありがとうございました!


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― 新着の感想 ―
もう夫は使い勝手のいい駒、として割り切って、顔で選んでも人柄で選んでもいいから「愛人」or「内縁の夫」を作ればいいと思う 夫が先に破綻させたから、波に乗って彼女も彼女だけの孤独を癒せれる男性を作っても…
この先のクリスティーヌの幸せを描いて欲しいです。
復讐して、夫を配下にする。って、中々すごい! 主人公が、どれだけ夫をそばに置きたいのか。 夫からの愛がなくても目の届くところで見ていたい。ってことなのかなって思います。 目に入るだけで嫌なら、遠ざ…
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