表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スラッガーにはなれないけど  作者: 世志軒
第1部 第2幕
9/151

第2幕: 高校1年生の春──紅白戦開始③

「おいおい、あの人ってもしかして…」


紅白戦の準備をしている1年生の1人が準備をしていた手を止め、目を丸くした。


「甲子園でも投げてた人だよな!?」


その言葉をきっかけに、周囲の選手たちもざわめき始める。視線の先には、マウンド上でキャッチボールをしている左腕、石上直人いしがみ なおとの姿があった。


「俺、知ってる! 1年生のとき、“両翼左腕”って呼ばれてた人だよね!? 今の1軍エース、岡田先輩と並んでさ!」


「マジかよ…」


紅白戦の2軍先発として指名された石上は、かつて1軍のエース岡田翔(おかだしょう)と並び、1年生ながら甲子園で登板を果たした逸材だった。技巧派の石上、そして試合をコントロールする本格派の岡田。当時の横浜桐生学院の左腕2枚看板として、期待を一身に背負っていた。


そんな石上は2軍のマウンドに立っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ