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第3幕【第1章ː地獄の合宿編】合宿3日目 余韻⑤
「ゲームセット!!!!」
審判の声がグラウンドに響き渡り試合が終了した。
10-2
横浜桐生学院が快勝する形でその日の試合は終了した。
千堂陸は
打席に5回立ち、2個の四球とセーフティバントのヒットで、計3回の出塁をし、3回ホームに戻ってくる活躍をした。守備でも5回、守備機会があったが、エラーもなく、堅実なプレーで無難にこなしていた。
投手陣も
先発の藤代が5回無失点
その後リリーフで投げた石上と井上がそれぞれ2回を投げて1失点という結果だった。
豪快な試合、激闘な試合もあった合宿3日目はこうして幕を閉じた。