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第5話 目的

「外出しようと思う」

 いい加減栄養剤だけの食事から解放されたい。

「行ってらっしゃいませ」

 そういう言葉はちゃんとこっちを見て言って欲しい。

 アイは人形たちと大画面で映画を見ている。

 映画は日本の映画。時代劇だ。自分自身に解析魔法を掛けたら前世で観ていた映画や漫画、音楽などのデータが引き出せてしまい、ここ数日僕らは夢中で観てしまっていた。

 鳥とスライムも一緒に観ているけど理解しているのだろうか。

 ともかくこのままだとずっと引きこもってしまいそうなので、ついに外に出てみる事にした。

 異世界転生して引きこもりました。じゃ、さすがにまずいだろうし。

「何か注意する事とか、あるかな?」

「何も問題ありません」

 こっちを見ろ。

 話しかけるなという雰囲気を出すんじゃないよ。

「何か欲しい物ある?」

 凄い勢いでこっちを見た。

「お着物を所望いたしまする」

 もじもじしながら何を頼むのかと思えば着物。

 変な言葉使いになってるし。

「それは日本の着物ってこと? それとも洋服も含めた着物?」

「両方です!」

 これはもう完全に人だ。

 魂が入っているような気がする。もしくは繋がった? それとも……。

 こうなるとつい、卵が先か鶏が先かみたいに魂が先か遺伝子が先か、なんて考えてしまう。魂が存在するのかは分からないけど、在るとすればどうやってできるのか。いつできるのか。 ……疑似魂。……遺電子……。

「暖人様?」

 っ!。ともかく。確かにアイはずっと前所有者の人のお古を着回している。

 剣聖も。魔族の少年も。

 僕は子供サイズの白い長袖シャツと黒い長ズボンが三着ずつあったので、それをずっと……。

「買ってきます!」

「お願いします!」

 

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