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4話:元傭兵の学園生活

どうも、眠れぬ森です。

登場人物が増える事にそれぞれに特徴を持たせなきゃ行けないのが難しいです。

 目の前には破壊された建物、そして人の死体が転がっていた。周りからは血肉と硝煙の臭いが立ち込めている。


「あ……」


 その死体の中に、見知った顔の青年が居た。名前は覚えていないが、訓練中にいつも俺にアドバイスをしてくれていた青年だ。飲み物を奢ってくれた事もあった。大きな笑い声と眩しい笑顔を見せていた青年は今、ピクリとも動かずに地面に横たわり、目と口を開きながら苦悶の表情を浮かべている。左の脇腹は攻撃を受けたのであろう、ゴッソリと無くなっており臓物が溢れ出ていた。それを見た瞬間、吐き気が込み上げてきた。


「う…ぉえええぇぇぇぇぇぇ……」


 その場に胃の中のものを地面に吐き出す。心臓の鼓動が早まり、身体が震える。そして手に持っていた銃に視線落とす。妖しく、鈍く、そして黒い銃身はまるで俺を責めているようにも見えた。


「ライアー!!」


 後ろから声をかけられハッと振り向くと、ジャンが立っていた。立ち尽くす俺を見たあと、何かに気がつき視線を俺の足元へ向ける。視線の先には青年の死体があった。ジャンは一瞬悲しそうな顔をしたが、頭を二度振りしゃがむと、そっと青年の目を手で閉じた。


「ジャン、俺…」


「これが地獄だ。」


 俺の言葉に被せるように、立ち上がりながらジャンは言った。そして振り返り、険しい表情で真っ直ぐ俺の目を見つめ、問いかけてきた。


「実戦に出るのは初めてだったな。じゃあ答えろ、お前は今日どんな思いで戦った?どんな思いで引き金を引いた?」


「死にたくないと思って戦った…生きたいと思って引き金を引いた…」


「じゃあ、死んだケインズやお前が撃った敵を見て、お前にはどう思った?」


「明日の…明日の俺に見えた。」


 そう答えると、ジャンは俺の肩に手を置きながら諭すように言った。


「これが戦場だ。生きるか死ぬかの二択なんだよ。ここでは道徳もクソも無い、生き残ったやつが正しいんだ。もうすぐ血の匂いで魔物どもがやってくる。その前に帰るぞ。」


 ジャンは俺の肩から手を離して歩いていく。それに続こうと視線をあげると、再びあの青年ケインズが目に入った。しかし、先程のような恐怖や気持ち悪さなどはもう感じない。俺の中にあったのただ一つの感情のみだ。


(…絶対に生き残る)




ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー





 ゆっくりと目を開けて身体を起こす。視界に映るのは見慣れない部屋だったが、開けっ放しのクローゼットに入った制服を見て、ここが学園の寮だということを思い出した。

 昔の夢を見ていた気がする、そんな事を思いながらベッドから降りてカーテンを開けるが、空はまだ薄暗く、登校の時間には早い。


「今日から学園か…」


 クローゼットに振り返り独り言を呟く。

 今日から、元傭兵の学園生活が始まったのだ。



 時間になるまでトレーニングでをした後、制服に着替えて学園へと向かった。今での戦闘服とは違い、制服姿では腰に挿したブラックホークと霧雨が丸見えになってしまう。仕方なく移動用に着ていた黒いロングコートを羽織り、シムエスMk.IIはライフルバッグに入れて持っていく事にした。

 そして時間通りに指定された学園前の校門で待っていた。それを横目に学園の生徒が通り過ぎていく。ある者は興味深そうに、またある者は好奇の目で見て通り過ぎていく。少しの居心地の悪さを感じていると、リアスが校舎のほうから走ってきて俺に声をかけた。


「おはよう、ライアーくん。待たせちゃってごめんね。」


「本当に待ったぞ。待っている間見世物小屋にいるような気分だった。」


 俺の言葉にリアスは頬を少し引き攣らせたが、咳払いをして話を進めた。


「本当にごめんなさいね。じゃあ学園の説目をするから学園長室に来てちょうだいね。」


「分かった。」


「というか、そんなコート着てて暑くないの?」


「不用意に武器を見せるよりはいい。」


「本当に子供らしくない子だわね。」

 

そんな会話をしながら俺はリアスと共に学園長室へと向かった。

 その後ろ姿を二人の少女が見ていることに気が付かずに。


「サーシャ、リアス学園長の後ろ歩いてる子って…」


「ホントだ、もしかして…」






 学園長室に入ると、俺とリアスは席に着いた。そして一冊の本を手渡しながら話し始めた。


「まずは編入おめでとう。改めて自己紹介するけど、セリエス王国立魔法学園の学園長をしているリアス・エルドラドよ。」


 そう言いながら、もう一冊俺に渡したものと同じ本を開きながら学園の説明を始めた。


 セリエス王国立魔法学園は十五歳以下となる年齢条件を満たしていれば、試験に合格することで誰でも入学を許可されている。授業科目は、座学・戦闘・魔術・魔法・魔法技術の五つだ。そして座学は必修科目とされており、残り四つは選択制だ。そして座学を含めて最低三つ、科目の履修単位を揃えると卒業資格が付与される仕組みだ。

 授業は午前午後に二コマずつ、午前中は座学で午後は選択科目。その後は自主訓練という流れになる。

 そして学園最大の特徴は、任意ではあるが学園指定でギルドに登録でき、冒険者カードが配布されギルドクエストを受けられるという点である。普通ならば十五歳未満の未成年がギルドに登録するにはかなり面倒な手順を踏まなければならない。しかし、学園に入るそれが無い。もちろん依頼報酬は貰えるし、内容によっては科目の点数となる。

 自主訓練ではこのような制度を利用して履修単位を稼ぐ学生が多いのだという。


「とまあ、こんな感じよ。ここまでで質問はあるかしら?」


 一通り説明したのか、本を閉じながらリアスはこちらに聞いてくる。そこで、俺は何点か気になった点を問いかけた。


「まず一つ、クエストで生徒が死亡した場合の対応はどうなっている?」


「説明の通り、ギルド登録は()()よ。それ以上の介入は無いわ。入学の際の資料にも書いてあるしね。」


 なるほど、あくまでギルド登録は個人の自由であり、その先は知らないということか。


「では二つ目、生徒同士や他の冒険者と戦闘になった際の対応はどうなっている?」


 俺の問いにリアスの眉がピクリと動く。そしてこちらを探るような視線を向けてきた。


「どういうことかしら?」


「なに、クエスト中に獲物の奪い合いが起こらないとも限らないだろ?そういった時に何も知らずに殺してしまっては後味が悪いからな。」


 俺の答えに少し驚いたような表情を浮かべたが、直ぐに額を抑えながら話し始めた。


「…基本的に正当防衛以外での戦闘は禁止よ。学園内では許可された場合のみ訓練場での模擬戦が可能だわ。」


「分かった、質問は以上だ。」


 俺が頷くと、リアスはハァとため息を吐きながら続けた。


「入学初日だし、今日の予定は各科目の見学と選択科目とギルド登録の有無の提出ね。あと、ライアーくんは編入だから、今年入学した五十期生扱いにしたわ。っと、時間も時間だし、そろそろ見学へ行きましょう。」


 そう言うと、俺とリアスは席を立ち上がり各科目の見学へと向かった。




ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー





 (流石に疲れた…)


 昼休憩の時間、俺は学園内の食堂で昼食を取っていた。しかしそれが喉を通らなほど疲れていた。いや、体力的には問題ないのだが、精神的にだ。

 午前中は座学の為、選択科目の見学に行ったのだが、戦闘科ではレニアスにリベンジだと詰め寄られ、魔術科ではターニャという教師に俺の魔術兵器(マジック・ウェポン)について質問攻めにされ、魔法技術科ではマルクという教師に怯えられ、徹底的に避けられた。極めつけは魔法科のエドガルドとかいう教師だ。俺の顔を見た瞬間に思い切り嫌な顔をして俺に散々悪態をついたと思えば、魔法士がいかに優れているかを延々と語り出した。流石にリアスもこれには怒って途中で抜けてきたのだが、彼女が居なければまだ話しは続いていたもしれない。


(幸先が不安だ…)


 そう思いため息をつこうとすると、


「ちょっといいかしら?」


「こんにちは、ここ空いてる?」


 二人の少女が俺に声をかけてきた。一人は栗色の長い髪を後ろで括った少しツリ目の少女、そしてもう一人は金髪のセミロングで気品の感じられる少女だった。

 何処かで見たことがあるような気がするが、思い出すことが出来ない。そんな見ず知らずの二人が俺と相席を申し出ている。


「何が目的だ?それに席は他にも空いているだろう?」


「開口一番がそれってどういうこと?」


 俺の質問に眉を吊り上げて睨んでくる栗髪の少女。二人の視線の間で火花が飛ぶ。しかしそれを遮るように金髪の少女が間に入った。


「ちょっとサーシャ!!初対面なのにいきなり睨んじゃダメだよ!!」


 栗髪の少女に注意をすると、少し拗ねたような顔で視線を外した。すると今度は金髪の少女が俺にはなしかけてきた。


「突然話しかけてごめんなさい。見慣れない人が居るなと思って話しかけたの。」


 そういうことだったのか。確かに俺は入学時期を過ぎてからの編入だ。ふと周りを見ると物珍しそうに見る目がいくつもある。


「それは済まなかった。」


 俺にも非がありそうだったので、一応謝り相席を許可すると、二人とも昼食の載ったトレーをテーブルに置きながら座り、金髪の少女から名前を名乗り始めた。


「自己紹介がまだだったよね、私はサリア・テオ・セリエス。十四歳で五十期生、選択科目は戦闘科と魔法科だよ。」


「…サーシャ・クレンツェルよ。サリアと同じ十四歳の五十期生。選択科目は戦闘科と魔法科。」


「今日編入してきたライアー・ヴェルデグランだ。十三歳。選択科目は…まだ決めかねている。」


 お互いに自己紹介をし、昼食を食べ始める。最初はサリアと俺のみでの会話で、サーシャは視線を合わせようとしなかったが、それを見兼ねたサリアがサーシャにも話を振ってき、なんとか彼女も会話に加わるようになった。


「ところで聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」


 学園の話や俺が彼女たちよりも歳下な事に驚きながら会話をし、昼休憩も半分を過ぎた所でサリアが真面目な顔で聞いてきた。サーシャもハッとしたように真剣な顔になり、俺に問いかけてきた。


「この間、街であたし達が……」


「サーシャァァァ!!」


「っ!?!?」


 突然サーシャの話を遮るように、食堂にサーシャを呼ぶ怒号のような声が響いた。

 声がしたほうに視線を向けると、赤い髪をオールバックにし、後ろに二人の男を引き連れたいかにも不良そうな少年が居た。彼は食堂内を見渡し、こちらに視線を向けるとニヤリと笑いながら向かってきた。


「探したぜサーシャ、こんなところに居たのか。」


「ノルド先輩…」


「オイオイ、俺の事はちゃんとベクターって名前で呼べって言ったよなァ。」


 彼はサーシャの傍に立つと俯いている彼女のテーブルに手をついてサーシャを覗き込むように話しかけてきた。まるでこちらの事など目に映っていないかのようだ。


(ベクター・ノルド先輩。いっつもサーシャにつき纏ってる変態だよ。)


 いつの間にか俺の隣に移動してきていたサリアが耳元で呟いた。変態か、確かに左をベクターが、右と後ろを取り巻きが、囲んでいる。一人の少女に三人の男とは変態と言われても仕方がないだろうな。


「あ…あたしたちは…今…彼と…食べていますので…」


「アァ?」


 サーシャは絞り出すようなか細い声でそう言うと、ベクターはこちらを睨みつけてきた。俺と目が合うと、ベクターは大声で笑い出した。それにつられて取り巻きも笑い始める。そして笑いながらサーシャの肩に手を置く。ビクッと身体を強ばらせる彼女だったが、そんな反応も面白そうに彼は言った。


「いつからガキのお守りなんて始めたんだァ?まさか、ギルドのクエストにでも張り出されていたのか?コイツは傑作、笑えるぜ!!!」


 下を向き、耐えるように震えるサーシャ。そしてそれを見て顔を抑えて笑うベクター達。そんな光景を見て悔しそうに唇を噛むサリア。そして周りから距離を取るように移動する生徒達。

 いい加減気分が悪くなってきた。午前中だけでも気が滅入っていたところなのに、休憩中にも気分を害されて黙っているのは癪だった。


「いつからここは動物園になったんだ?魔物のほうがよっぽど静かだぞ。」


 立ち上がりながらベクターに向かって言った。周りが静寂に包まれる。ベクター達は笑うのを辞め、サリアとサーシャは青い顔をしてこちらを見ている。

 ベクターがゆっくりとこちらに視線を向ける。その目には殺意が宿っていた。


「なんつった、テメェ。」


「お前らより魔物のほうがよっぽど大人しいと言ったんだ。」


 ベクターの問いに答えると、彼は身体からゆらゆらと魔力を滲み出し始めた。


「や、ヤバいっスよベクターさん!!」


「こんなところでヤル気ですか!?」


「うるせェ!!テメェらは黙ってろ!!」


 危険を感じたのか、取り巻き達がベクターを止めに入るが、彼は一喝しテーブルを蹴飛ばして俺に近づいてきた。そして胸ぐらを掴み、睨みつけならが低い声で言ってきた。


「俺が、魔物どもに、劣ると?」


「何回も言っているだろう。お前は頭も悪いのか。」


 ベクターのこめかみに青筋が浮かぶ。そして右手を振り上げた瞬間だった。


「何をしているのかしら?」


 食堂に響く凛とした声。視線を向けると、リアスが入口に立ってこちらを見ていた。彼女の周りにはキラキラと氷の粒が漂っている。


「チッ…ネス、ギャスタ行くぞ!!」


 その光景を見て、ベクターは俺から手を離し、舌打ちをしながら去っていく。そして去り際、こちらを振り返り呟いた。


「ぶっ潰してやる…」


 ベクターが食堂から姿を消したところで、俺は蹴飛ばされたテーブルを元に戻してサーシャとサリアに声をかけた。


「大丈夫か?」


「あ……」


「ええ、私は大丈夫。」


 二人の無事を確認したところで、リアスが俺たちのところにやってきて声をかけた。


「ライアーくん、それに二人も大丈夫だった?」


「問題ない。」


「大丈夫です。」


「はい……」


 俺、サリア、サーシャの無事を確認すると、リアスは蹴飛ばされた際に散らばった俺たちの昼食を見てため息をつきながら言った。


「私がもっと早く気がついていれば良かったわね。」


「学園長のせいじゃ、ありません…」


「サーソャの言う通り、悪いのはノルド先輩達なんですから!!」


「あぁ、全くだな。」


 サーシャとサリアの言葉に微笑みながらありがとうと言うリアス。しかし俺のほうに向いた時には氷のような、貼り付けた笑顔に変わっていた。


「貴女達の昼食はもう一度用意して貰うわ。ライアーくんはこっちに来なさい。」


 そう言うと、リアスは俺の腕を引っ張っる。


「あ……」


「あ、また会おうねライアー君」


 二人の声を後ろに俺は食堂を後にしたのだった。



 リアスに引っ張られて食堂を後にし、中庭付近まで来たところで、彼女はようやく俺の腕を離してくれた。そして大きなため息をつきながら俺に言った。


「全く、初日からやってくれるわね。」


「エドガルドのせいで虫の居所が悪かったんだ。」


 そう答えると、リアスは眉間に皺を寄せて再度ため息をついた。そして指の隙間から俺のほうを見ると、恐る恐るというように聞いてきた。


「ライアーくん、ノルドくんが手を出すまで待っていたわよね?」


「正当防衛なら問題ないんだろ?」


 奴を見る限り俺の挑発に乗ってくるのは明らかだった。そこで俺はあえて挑発し、殴りかかるように誘導した。ここまで俺の思った通りに動いてくれるなんて思ってもいなかったので、途中から少し楽しくなってやり過ぎてしまったのだが。


「ライアーくん、あなたはもっとコミュニケーションというものをを学んだほうがいいわ。」


 リアスが困ったような顔をしながら俺に言ってきた。だがそれに対して俺は鼻で笑い言った。


「戦いは生きるか死ぬかだろう?」





ーーーーー

ーーーー

ーーー

ーー





「クソがァァァァァァ!!!」


 叫びながら魔術兵器(マジック・ウェポン)無法者の槍斧(デスペラード)を振り回す。すると俺の目の前に居た巨大な熊の魔物、ジャイアントベアが臓物を撒き散らして吹っ飛ぶ。だが魔物はこれくらいでは死なない。直ぐに体制を立て直そうとするが、俺は何度も何度も攻撃を当てる。魔力を込めて何度も何度も。すると俺の魔術兵器(マジック・ウェポン)に刻まれた爆発の魔法術式が発動し、ジャイアントベアがボロボロになっていく。


「ベクターさん、ソイツもう死んでるッスよ…」


「素材も剥ぎ取りたいのでその辺にしたほうが…」


 俺の後ろでネスとギャスタが声をかけてくるが、そんな事は耳にも入らない。頭の中は、俺の事を貶してきたあのガキの事だけだった。 

 気がつくと、肉を叩く感触から地面を叩く感触に変わっていた。ジャイアントベアは原型を留めないほどぐちゃぐちゃになっていた。そこまでやっても、俺の怒りは収まらない。

 俺は強い、魔物どもなんかと一緒にするんじゃねェ。そう思いながら、もう一度魔力を込めて無法者の槍斧(デスペラード)を抜く。爆発の魔法術式で周りにジャイアントベアの死骸が飛び散り、辺りを血に染める。それを見て口元を歪め、笑う。


(あのガキ…絶対に潰してやる!!!)



ありがとうございました。

一応ヒロインになりそうな二人が出てきました。

そしてテンプレ的に主人公に絡む不良。

それでは、次話を気長にお待ちください。

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