ふと頭に
体たらくに、自堕落に惰眠を貪って好きな時に仕事をして好きな時に寝て起きる。そんな生活がしたい。
夢は2つ。先程の夢と、もうひとつ金持ちになりたい。金持ちになって、親に孝行するのだ。
しかし、自堕落な生活をしていて金持ちなんぞにはなれない。面倒臭い世の中だ。仕事できるうちは、嬉しいなどは思わない。しなくていいなら、したくない。
「……どうしようもねえな」
自分の体重で少し沈んだベットの上で、思いにふける。
どうしようもないような考えを、頭の中で何億回と反復させる。明日も仕事だ、寝よう。
体たらくに、自堕落に生きたいがそれは運命が許してくれなかった。
ではまた。