彼女からのプレゼント(意味怖)
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彼女からの初めてのプレゼントは大きなお肉だった。
とっても美味しくて一人で食べるのはもったいないくらいだ。
君も食べる?ああ、ごめん。君は食べられないんだったね。
今日の彼女は機嫌が良いみたい。ずっとニコニコ笑顔だね。
え?明日君のお肉を食べるなんて嘘だよねって?
馬鹿なこと言わないでよ。せっかくの美味しそうなお肉なのに。
ちょっともったいないけど、食べるって決めたんだから。
今日は彼女と映画を見たよ。横でずっとプルプル震えてる。
面白い映画だねって言ったら泣き出しちゃった。可愛いね。
ホラー系だから怖かったのかな。抱きしめてあげたら、もっと泣いた。よっぽど怖かったんだね。
今日は彼女と一緒にお食事。
彼女はぎこちない笑顔を浮かべて料理を食べている。
何か怖いことでもあったのかな?
今日、彼女は僕の家でテレビを見て驚き、泣いていた。
何だろう?と思ってテレビを見に行くと、この街で起きた連続少女誘拐事件のニュースだった。
怖いね。僕は彼女の頭をそっと撫でた。
彼女の様子が何だかおかしい。
すごく暴力的になっている。壁は殴るし、叫ぶし、物は投げる。
何かトリガーでもあったのだろうか。
とりあえずなだめてみよう。
何度かなだめてみると、彼女は驚くほどおとなしくなった。
今日、彼女は無言、無表情でご飯を食べている。これはいけない。
「いただきます」も言えないなんておかしいよ。
そう言ったら「お前の方がおかしい」と叫ばれた。
常識というものがわからないみたい。とりあえずそっとしておこう。
彼女は、僕の家の隅で小さくなっている。
プルプルと震え、何も言わない。
怖くなんてないよ。何もしないから。
怯えてないでこっちで仲良く遊ぼう?
今日は彼女を迎えに行くことにした。
車で彼女の帰りを待つ。ああ、いたいた。
「お嬢ちゃん、ちょっと道教えてくれる?」
僕はそう言って彼女に近づくと、車内に引きずり込み、僕の家へと向かった。
読みましたか?
この話、下から上へ読むと本当の話がわかります
ぜひどうぞ