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3話 シスコン勇者と干し肉のスープ

はぐれているレッサーウルフがいるので狩りをする事に、まずは高い草に身を隠しつつ…


コトハに水魔法Lv1のウォーターボールを撃ってもらった。


「ウォーターボール!」


ウルフの背中に命中しよろけながらも此方に突撃してくる。


「コトハ下がれ!俺に任せろ」


別の角度から俺が現れ驚くウルフ、こちらに体制を直そうとするが…もう遅い。


「悪いな…糧となれっ!」


一刀両断…首が地面に落ちた。


とりあえず解体が分からないので、袋に入れる。鑑定すると2人ともLvが3になっていた。


安全?な家に帰り身体にクリーンをかけてもらう、そして2人で取れるスキルを確認して


俺が恐怖耐性(吐き気や嫌悪感も薄れる)Lv1と縮地Lv1(ほんの少しの距離を一瞬で移動できる)を獲得。


コトハは恐怖耐性Lv1が20P必要だったのでそれだけ。次は解体が欲しいね。‥アレ、コトハ安くねスキル


「ふぅ…恐怖耐性のお陰で先ほどの兄さんの首ちょんぱの恐怖が薄れました」


「ごめんねコトハ、まさか切り落とすとは思わなくて。」


「いえ、油断する方がだめです。兄さんは悪くありません」


「ありがとうコトハ、疲れただろうし少し横になりなさい。俺は夕食…大したもの出来ないけど

用意しとくから」


「ありがとう兄さん、やっぱり兄さんと過ごせてよかったです」


「そんな事いったら嬉しくて抱き着いてしまうから早く行きなさい」


「はーい兄さん」


抱き着いていいとは言ってくれないか…ふふふ、まだまだ時間はある。じっくりだじくっり(キモい)。


さて鍋に水を入れて干し肉をスライスする、そして…野菜名、いちいち異世界名で言うのめんどいから

地球名にするぞ?。


キャベツと人参、そしてタマネギをいれひと煮立ちしたら岩塩を削り味を調える。うん、丁度いい塩見かな。パンも米もないから明日にでも村に行こうかな…嫌安全にLv10まで上がったら行こう。


ちなみに調理器具は結構揃ってた、コンロから火は出るし、水も出るし包丁やまな板、鍋やフライパンに

フォークやスプーンにお皿。ほんと感謝‥管理者様。



「うん、すこし味気ないけど温かくて美味しい、兄さんの料理好き」


「コトハも上手だよー、特に甘い物は俺しないしなぁ」


「砂糖が無いのよね…村にあればいいけど」


「食用の油も沢山ほしいね。解体スキル覚えて、レッサーウルフで取れるかもだけどねぇ」


「折角弓スキル取ったんだし弓も欲しいね、て言うか日本でも兄さんは剣道は全国大会で優勝だし、弓もアーチェリーで全国3位だもんね…すごいし役に立ってるね今」


「コトハが兄さんを誉めている‥‥デレ期がついに…」


「もう、兄さんはすぐ茶化すからなー…なんで兄さんモテるのに相手にしないの?」


「俺はコトハがいるだけで幸せなんだ、地球でもお嫁に行くまでは見守るつもりだったしね…彼氏なんかできたら切るけど」


「いやいや切ったらお嫁に行けないしっ」


「それくらいの気概はある!。でももうここは異世界だし遠慮しないぞ俺は」


「いや意味わかんないし……」


「ははは、まあ慌てなくていいじゃ無いか。時間足りないなら兄さん不死のの薬でも何でも取って来ちゃうぞ」


「もう、兄さんは」


「とりあえずLv10になったら村に降りてみようか、コトハはどうする?」


「んー、勿論ついていく。下着の換えとか欲しいし」


「そうだな‥いくら万能のクリーンでも予備の服くらいほしいな」


「だよー、まあ戦いにはやっぱりこの服だけどね…」


「確かに、普段着なんかしてたら命足りんわな」


「10まで上げるなら私は回復と風魔法は欲しいかな、火はこの高原じゃ危ないしね」


「いいなぁ魔法…。俺も魔法剣とかしてみたかった」



洗い物や風呂はコトハのクリーンで済ませ、寝る事に。んー寝てる時って危ないよな、そういう感知魔法は取れないかな……あ、気配察知なら10P、結界スキルなら60Pか…。敵意察知スキルもあるな。


魔法でそういう系は感知魔法か…うへぇ俺が取ると1500Pだよ。よし、つぎは2人でこれ系かな。


とか考えてたらノックしてコトハが入って来た。


「兄さん今日一緒に寝てくれるかな…その、まだ怖くて…」


「いいよ、おいでコトハ。兄さんマジメモードだから安心しなさい」


「ありがとう兄さん」



あーもう可愛いなーコトハ、クンカクンカしたいけど我慢しよう。コトハがいま欲しいのはただの


兄さんなんだから…。




ブックマークやポイント・感想等頂けるとど素人の作者がやる気をだします。お願いします。


これで3作目、まだ戦える(眠気)


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