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図書館。

栞。

作者: caem


 はじめて貰い嬉しくて まだ大切にしています 栞


 あの頃はお互いに なんにも縛られていなくて 葵


 それを何度も差し込んだ 隙間から遠い思い出 緑


 寒かったり 暑すぎたり とにかく酷い時でも


 また そこからやり直せるように


 諦めかけていたけれど 新たな1ページから始まるように


 もう 汚くなってしまっていても 新鮮な気持ちで


 挟んだ部分の一片から一文字ずつ 丁寧に読もう


 自分だけの図書室で 優しい風を浴びて


 窓の外に浮かび上がる 恥ずかしかった記憶に


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― 新着の感想 ―
[良い点] ちょっとした爽やかさが印象に残る気がしました。 なんだか素敵な作品ですね!
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