第一章 プロローグにすらならない突然の死
どうもこんにちばんようございます。
初投稿の超絶初心者、爆裂☆流星と申します。
自分もこの物語の主人公と同じ高1で何かしたくって小説を始めました。
長々と書いても読む気なくされると思うので簡潔に言うと、
僕なんかの妄想黒歴史でもいいなら是非見ていってください!!
高1の夏。
部活をやってるわけでもないこの俺、神崎快維。
無性に何かしたくって、打ち込めるものが欲しくって。
蝉がミンミンとうるさく鳴いているなか、俺の夏が走り出した。
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「おいっ!!これみてみろよ!」
そこには幼馴染の宮島健太がスマフォをこっちに向けてニヤニヤしてる姿があった。
「なんだよ健ちゃん。俺レポートやんなくちゃなんだけど・・」
「これさ、俺がテキトーに書いた小説なんだけどさ」
「ん?小説家になろう?なんそれ」
そこには大量の文字が並んでいた。
「なんか評判良くってさ~、こりゃ夢のアニメ待ったなしかなぁ。ぐへへ」
へぇ~そりゃよかったね。なんて言ったら絡んでくるからやめとこ。
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「ああ~どっと疲れた」
俺は汗も拭かずベッドに倒れこんだ。
そういや健ちゃんがなんか言ってたな。評判らしいし見てやるか。
へえ~こんな簡単に小説を見たり書いたりできんのか、便利だなー。
ってこれとか今アニメでやってるやつじゃん!!アニメ化してる作品結構あるな。
これが健ちゃんのやつか。うげ、ホントにオススメ欄に出てやがる。
ユーザーネームミヤケンって・・。そうゆうセンスはないのな。
さてコーラでも飲みながら読みますか。
そう思い立ちあがり、一歩目を出したその刹那。
「わぶそいっぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!!」
痛てえええええ!?こんなとこにタンスなんかあったか!?
小指マジでもげるるるるるるるぅぅぅぅ!!・・・・ってあれクラクラしてきた。い、意識が・・・・・
始まったばかりの俺の夏。キャッキャウフフな俺の青春。
・・・・そんな夢物語は俺の左小指の前に幕を閉じた。
・・・暗い。どこかもわからない場所に立っている。
「やっぱ俺、あんなことで死んだのか?俺の青春惨めすぎるよ・・」
ここがあの世ってやつかな、ここからどっかに行くのかそれともずっとここで・・・
「あなたは選ばれました。」
え。どこからか聞こえてきたのはきれいな美少女の声・・・・・・などではなく
30後半くらいのおっさんの声だった
「選ばれたってなんだ?ここはどこだ?お前は誰だ?そして・・・・俺は誰だ?」
俺は半ば半分自分に尋ねるようようにつぶやいた。
「まあまあ、落ち着けや。答えたるけど一つずつや。まずここは察しの通り「黄泉」や。」
黄泉・・・日本神話における死者の世界のことだ。
「んで俺はただの案内役ローゼス様や。そして一番重要なのは{選ばれた}っちゅうことや。」
「気になって当然だが何に選ばれたんだ。」
幾つか俺の質問を無視された気がするが、今は最も気になることを問いかけた。
「この俺様によって特殊な能力を授かって異世界に転生できる権利に、や。」
・・・それって・・・それってアニメとかに超ありがちなやつっ!?
死んでもあるポイントから生き返ったり、ドジでカワイイ女神一人連れて行けるとかのあれぇ!?
「ほれ。」
カラン。床に何か落ちた。
「じゃあ転生する世界はランダムだから。生き残れよ~。」
突如床に大きな魔法陣が現れ体が吸い込まれ始めた。
期待と興奮で高まる胸を抑えきれず俺は叫んだ。
「帰ってこいっ!!俺のモテモテでキャッキャウフフな青春っ!異世界で英雄になってみせるぜぇぇぇぇぇ・・・」
この日をキッカケに俺の妄想が現実化し、青春がはしりだすっ!!
はずだったのに・・・・・・・・・
ご覧いただきありがとうございます。
本当に目も当てられぬ黒歴史だったと思います笑
初心者だから、なんて思われなくて大丈夫ですので意見、アドバイスよろしくお願いいたします。