ウェスパー・ホーネット
身長:203cm
体重:105kg
年齢:38歳
血液型:O型
アイタイプ:茶
趣味:バイクや車の違法改造
ルーン・ブレイドメカニック主任にして整備班班長。
西ユーラシアという超広大な範囲で知らない者がいなかった大物暴走族『Beat it』の第十五代目総長だった男(構成員は1万人を超える)。20年前までは元ルーン・ブレイドリーダー『ザックス・ハートリー』と血の抗争を繰り広げていたことで有名。二本の傷はその抗争中に付いたものである。しかし両人とも警察に検挙され暴走族は解散。その後、メカに強い腕前が買われて軍部に入り、当時エースだったガーフィと知り合い、彼のつてでルーン・ブレイドのメカニック主任となることになる。
結成当初から構成メンバーとして考えられていた真の意味での最古参の男だが、当時の戦闘隊長だったダリー・インプロブスと率先してむかつく上官への鉄拳パンチをかましていたなど割とろくでもない話が多い。
気前のいい性格でメンバーのことをよく気に掛けるが、同時に無駄に熱い性格でもあり、たるんだ部下への鉄拳制裁は日常茶飯事であるなど、徹底した体育会系のノリを貫く。
だが、暴走族当時の癖が抜けておらず、何故か作業着の後ろに『喧嘩上等』と書かれてある。
公的資金を勝手に使って武器を開発(しかも大概は扱いがあまりにも難しく一ヶ月持たずに破壊された)したり、勝手に機体を改造したりする欠点も持つ。
ただし、暴走族時代からのカリスマ性は未だ健在で、150人以上いる整備班を一手に率いている。整備班に入った場合はだいたいウェスパーに忠誠を誓うケースが後を絶たず、それ以外は根を上げて離脱してしまう。
なお、整備班でありながらルーン・ブレイドの常なのか、生半可な兵士より遙かに戦闘能力も高い。