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称号保持者

1:霊宝(れいほう)孫・江淋(ソン・コウリン)

 華狼の名誉副会長で御年八五歳の爺さん。ザウアーやスパーテイン、はたまたジェイスなど名だたる者共の文の師でもある。

 また、華狼史上三人目の最高称号「霊宝」を受け継いだ。

 先代会長の頃、暴政を諫めたことが原因で強制的に隠居させられており、実際本人も年の関係で引退を考えていたが、79歳にしてザウアーが会長になると同時に三顧の礼を持って再招集された。それ以後、ザウアーの右腕としてその年齢を感じさせない程の強烈な政治手腕を見せている。

 毎朝の太極拳を欠かさないためかこの年齢にしては異常とも思える健康優良体。たぶんその気になれば百歳まで平然と生きるであろう。

 最大の難点は説教好きであると言うことか。仙人のような味のある爺さんである。


2:元始(げんし):ヴィーゲン・ギルバード

 華狼のブレーンの一人。北の有力企業国家の長だったが華狼と提携した。その後、多くの献策をしたためこの地位に上り詰めた。

 完璧極まりない人事案と予算編成をすぐさま行うことが出来るが、堅物でもあり、普段の会議は椅子の上に正座して挑むほどである。


3:道徳(どうとく):ルクス・フォン・ドルーキン

 華狼軍最高責任者。実質ナンバー4である。二〇歳前後までは義侠集団のトップだった。

 妻は彼が若い頃に他界し、息子も戦場で命を散らした少し陰のある男。齢55ながらこの男の陰は多い。

 だが、ザウアーにかける忠誠心は四天王に勝るとも劣らぬ物で冷静沈着な目で戦局を見据える。しかし心の奥底では死んでいく兵士に息子の陰を見いだしてしまい心を痛めている。

 涙もろく人情に厚い義侠心あふれる男、実際かなり暑苦しい。けどいい人。

 一方でザウアーのために使う(しのび)の私兵を持っており、多くの場所に配置している。


4:臥龍(がりゅう):バルト・ハーター

 華狼陸軍大佐で撃墜数トップを二十年以上キープし続ける男。頭も切れるため普通なら既に大将クラスにまで上っていても不思議ではないが酒癖が悪いため、この地位にいる。

 しかし、実際にはザウアーから「影」とも呼ばれており、何か裏がありそうな男でもある。


5:鳳雛(ほうすう):グロース・ニードレスト

  華狼陸軍中将(二階級特進)。現在欠番


6:天:ディアル・カーティス

 華狼陸軍中佐。現会長を前会長暗殺事件の際に庇って左腕を失い、以後片腕の近衛騎士として戦い続ける存在となった。ザウアーの親戚の一人であり幼なじみでもある。


7:竜:フェイス・カーティス

 華狼陸軍中佐。その性格の軽さと賭博好きな点を補って余りある拠点防御率によってこの位を受け継いだ男。この男もまたザウアーの親戚である。


8:夜叉:スパーテイン・ニードレスト

 華狼陸軍中佐(第二幕で昇進)。全ての兵士の憧れとすら言えるもののふ。極めて優秀な戦闘能力と指揮管理能力を持つ故本来ならこれ以上の称号を持っているが、夜叉エイジスを引き継いだ故にこの地位に存在している。


9:乾闥婆(げんだつば):カーム・ニードレスト

 華狼陸軍大尉。夜叉の称号を持つスパーテインの弟。しかしその兄に埋もれることなく努力でこの地位に上り詰めた。


10:阿修羅(あしゅら)劉・楼巴(リュウ・ロウハ)

 華狼海軍大尉。海軍で唯一の称号保持者。ラスゴーの会長であった劉家の子孫。最初は華狼に憎しみを持っていたが、今ではすっかりザウアーを信頼している。


11:迦楼羅(かるら):ゴダード・アルチェミスツ

 華狼陸軍大尉。最強の鬼教官と名高いジェイスの父親。教師としての資格もあり、その教育面での成績が評価され称号を受け継いだ。


12:摩喉羅伽(まごらか):ソル・d・レイド

 華狼陸軍大尉。体はもっとも軍人称号保持者の中で小さいが、怪力の持ち主。攻撃こそ最大の防御を信条とする。


13:緊那羅(きんなら)張・文来(チョウ・ブンライ)

 華狼兵器開発部総合責任者。数多のM.W.S.やエイジスを開発した男。根っからの科学者でもあり、希代のマッドサイエンティストでもある。

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