スパーテイン・ニードレスト
身長:190cm
体重:95kg
年齢:35歳
血液型:A型
アイタイプ:ダークグリーン
武装:大剣
趣味:武装の手入れ・調練
華狼四天王筆頭と称される現代で五指に入るほどの能力を持っているとされる男。
カーティス一族から分派した武の家系である「ニードレスト家」の出身であり、その嫡男でもある。
元々カーティス一族を支えるために存在していたニードレスト家の長男だった彼はなんのためらいもなく、そして何の迷いもなく軍課に入った。ザウアーのことを名前で呼べる数少ない人物である。それ故に彼らは血縁よりも強き絆で結ばれている。
もっとも、彼とザウアーは幼なじみであり、年齢もほぼ同じであることから何かと共に行動はしていたようだ。そんな彼とはなんだかんだで少年時代、共に不良行為に及んでいる(街での大喧嘩など)
10年前、父親であり『鳳雛』の称号を持っていた『グロース・ニードレスト』を失った。彼が大剣を使うのは父親も大剣使いだったからである。そしてその時から一人称が『俺』ではなく『私』になった。
ザウアーが会長になったと同時に称号第八位「夜叉」を受け継いだ。それ以降、プロトタイプエイジス『XA-058夜叉』を愛用するようになる。
以後、彼とカーム、ディアル、フェイスの四人は『四天王』と呼ばれ恐れられることとなる。彼は四天王筆頭だが、そうなった理由は卓抜した戦闘能力や指揮管理能力と同時に、彼が四天王の中でもっとも年上だからというのもある。
物語序盤、暴走したルナの攻撃によって左目を負傷する。その際義眼を装着することを勧められたが『親から貰った物は捨てられぬ』と目の周辺にナノマシンで軽く病原菌対策(破傷風菌対策)を施しただけで眼帯をつけ、目の借りを返す日を狙っている。
しかし彼はルナの中に根付いている『得体の知れない何か』に凄まじいまでの危険性を感じており、それ故に命を狙っている。
正々堂々を心がける真の武人で卑怯な戦いを好まない。質実剛健にして勇猛果敢なまさに戦をやるために生まれたとも言える性格の持ち主。それでありながら相当の切れ者であり、そして部下を大切にする姿勢が根強い人気を見せている。しかしその分少々融通が効かない頑固なところがあり年齢の割に頭は少し固いところも。
しかし、調練は生半可ではなく、味方に死者が出る、発狂する、根を上げるなどしていることもあり、旗下は24名で固定されてしまっている。
実際に行った調練としては、実剣を用いて斬り合う「殺し合い」、1000キロの長距離をM.W.S.に連続で乗って過ごす(普通の人間がやった場合は500キロでも発狂する)、桁外れの量を仕込む座学など広範囲に及んでいる。
弟であるカームとはよき相棒同士でもあり酒飲み仲間でもある。また、ディアルやフェイスからは『スパ兄』と呼ばれ親しまれている。
別居中の妻がいるが折り合いはさして良くない。
名前の由来は、質実剛健-即ちSpartan-の読み方を変えたもの。
また、彼のモデルは三国志に出てくる魏の猛将「夏候惇・元譲」である。




