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2ページ目を開くと
【世界合同教神会、支部。中田広福教祖
摩野市。玉、1】
3ページ目に
【神価連合。多田昇先生。
信新町、玉、3】
4ページ目に
【世界合同教神会、本部。ジン・チャク サンマザー
ウルソ。玉、5
と書いていた。
世界合同教神会の本部はウルソにあり、この国で広く活動をしていて、
神の名を使い詐欺まがいの事をして、多額の金を集めて祖国に送っていた。
政治家とも強いつながりがありボランティアとし支援や応援をしていて、信者が有名な議員を殺すまでは、めちゃくちゃな事して暴利をむさぼっていた。
この事が原因でこの国では活動が制限されていたが、一部の熱狂的な信者たちが活動をしていてウルソでは、この国で集めた莫大な資金をもとに壮大な力を持っていた。
神価連合は西の大陸から渡ってきた神心教から独自の神価連合を作り、政治にも自ら携わり多くの議員を抱えていた。
ノートを見て、
(世界合同教神会、支部。中田広福教祖。摩野市。玉、1か、オウオ神新教の支部も力が無い者達に裁かれていて、世界合同教神会も力の無い物達に裁かれようとしてるから本部のウルソは別としても、この国にある支部は大した事はないだろう)と思い、世界合同教神会の支部を飛び越え神価連合に行く事にした。
ベランダに出て、空飛ぶ家とレーザーライトと翼さ出して、家と翼を消してからビルの周りを一周してから姫子に手を振り家に入り、神価連合の本部に向かった。
近くまで行くと広い敷地の中に大きな建物があって、その広さと大きさに驚いた。
姿を消して潜入しようと思ったが、強い力の持つ者がいて見つかると面倒な事になると思い、人の出入りも多かったので、子供の姿のまま潜入する事にした。
周りの施設を一回りして総本部に入ろうとしたが警備員に止められて「会員じゃないなら入れない」と言われ、
「親が会員です」と言って、中に入った。
広々とした中で迷いそうになりながら探索をした。
幹部らしそうな人がいそうな場所があったが、さすがに入れなかった。
一通り探索をして力を持つ者を探した。
微力で微かな力を持つ者が数人いるように感じたが、大きな力を持つ者は感じなかったので姿を消して探索した。
全国各地に支部があって月に一度集まりがあり、年に一度大きな集まりがある事が分かった。
月に一度の集まりに潜入したが代表の多田昇先生と呼ばれる物はいなく、来月行われる年に一度の大きな集まりに潜入する事にして、いろいろな事を調べる事にした。
議員と呼ばれる物達が力を持っていて、国にかかわっている議員数人がより大きい力を持っている事が分かり、
創立者の田口一郎が選ばれし物である事が分かって、現代表の多田昇は神価連合を世界に広めようと世界中を移動している事が分かった。
年に一度の集まりに行くと、多くの人々がいたので姿をけさずに中に入った。
中はお祭り騒ぎの様に混雑していたので簡単に入れ、幹部らしき物達の姿も見れた。
13時から代表の多田昇の話をする会場は広いホールで野外と繋がっていて、そのホーホールの中で話が始まった。
多田昇が姿を現すと大歓声がなった。
その姿を見ただけで力を持つ者と直ぐに分かった。
創立者の田口一郎は死んでいたが、親族ではなく力を持つ多田昇を後継者にしたのだろうと察しがついた。
多田昇が周りを見渡し、こっちを見て数秒間、目があった。
話が終わり戻ろうとすると、6人の男に囲まれ「別室に来い、先生がお呼びだ」と言われ、
「お父さんとお母さんと、はぐれたから探さないと」
「その必要はない、いいから来い」と言われ、付いて行った。
かなり広い場所に連れていかれ、部屋の中に部屋を囲むように数十人の男がいて、多田昇と対面した。
「お前は何者だ、力を持っているな」
「オウオ心神新教、浅岡教祖の娘と会って力を貰った」
「それだけか、どんな力だ」
「人の心を読む力と、黒い翼を貰った。力はそれだけだ」と嘘をついた。
「力をもっているのなら、私の心は読めるか」
「何故だか分からないけど、ここにいてる人たちの心は読めない」
「そうだろうな、ここにいている物も微力だが力を持っているからな。
君も力を持っているのだったら私に仕え、私の役に立ちなさい。悪いようにはしないから。
私に仕えれば良き人生を約束しよう」
「冗談じゃない。俺は、お前が持っている3つの玉を貰いに来たんだよ」と、黒い翼と刀だした。
多田昇は笑みを浮かべていて、周りの男たちが透明な小さな翼を付けて各々で武器を持って飛びながら襲って来た。
攻撃をかわしながら多田昇を見ると、右手に金の刀、左手に銀の刀を持ち赤い翼を付けていて、
金の刀と銀の刀、赤い翼が玉だと分かった。
攻撃をかわしながら戦っていると多田昇が戦いに入って来て、多田昇の二刀流の剣裁きと周りにいてる物達に圧倒させて、逃げるしかないと思い、姿を消して外に飛びたった。
大きな声で「我々は、姿が見えるから追うな」と聞こえ、逃げきれた。