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詩集『死辺詩編の氷の詩集』

『死する者よ』・・・『死辺詩編の氷の詩集』から

『死する者よ』・・・『死辺詩編の氷の詩集』から



死する者よ、何故、口ごたえせぬ。

お前の口は、土葬のため、まだ朽ちていない。

それなのに、足掻くもがく、精神状態は、既に疲弊しているのか。

死する者よ、まだ、お前には、やるべき命題が残っているのに。



永遠の逸れから、自己が衰退して、死する者よ、しかしお前は生を全うした。

海中の散骨から、自己を防御して、死する者よ、土葬と選んだお前は正解だ。

死する者たちよ、自己は制御して、雪の音の如く、静かに土に埋もれている。

だからこその話、自己は革命して、形式を纏って、お前は我々に死を伝える。



死する者よ、何故、口ごたえせぬ、まだ明朝の頃の、朝焼けの如く。

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